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株式会社キャパが取得した認定パートナー制度「Forgeシステムインテグレータ」とは?

CAD・BIM運用の最先端を牽引するAutodesk社は、自社製品の扱いに長けた企業を認定パートナーに加え、同社製品の普及やノウハウの共有を推進するプログラムを展開しています。

当社株式会社キャパはそんなAutodesk社より認定を受け、同社サービスの「Forge」を扱う「Forgeシステムインテグレータ」としての活動を進めてまいりました。

この記事では、そんなAutodeskのAPIサービスであるForge(現在はAutodesk Platform Services)の概要や、認定パートナーであることの強みなどについて、解説します。

目次:

  1. Autodesk Platform Services(旧Forge)の概要
  2. 認定パートナー制度「Forgeシステムインテグレータ」とは
  3. Autodeskの認定パートナーであることの強み
  4. Autodeskが提供するその他のパートナー制度

Autodesk Platform Services(旧Forge)の概要

Autodesk Platform Services、通称APSはAutodeskが提供する、WebサービスAPIです。以前は「Forge」の名前で知られていたAPSは、より広範な設計支援業務を実現すべく、名称の変更やアップデートを続けてきました。

現在は「Autodesk Fusion」「Autodesk Flow」「Autodesk Forma」といった業界別のクラウドサービス提供における、重要な共通基盤としても活躍しており、各種ソリューションの互換性や拡張性の向上が進んでいます*1。

認定パートナー制度「Forgeシステムインテグレータ」とは

設計者支援に向けた統合サービスを提供するForgeは国内外の多くの企業で採用されてきたソリューションです。ただ、その汎用性の高さゆえに、運用や実装に当たってはある程度のスキルが求められたり、具体的にどう活用して良いかわからなかったりという問題も珍しくありません。

そこでAutodeskが推進していたのが、「Forgeシステムインテグレータ」と呼ばれる認定パートナー制度です。これは、認定を受けた企業の高い技術力や実績などを公式に認めるためのパートナー制度で、特にForgeの扱いに長けていることを示しています。Forgeシステムインテグレータの認定そのものに費用がかかるわけではありませんが、認定を受けるに当たっては複数の条件をクリアする必要があります。

Forgeシステムインテグレータの認定を受けた企業は世界に40社のみで、日本に至ってはたった3社しか存在していないことからも、信頼性の高い認定制度であることがわかります*2。認定を受けた企業は、専用のロゴをサイトや会社発行の資料に掲載することが許可され、自社が認定を受けた企業であることをアピールすることができます*3。

また、当社株式会社キャパはそんなForgeシステムインテグレータの認定を受けた、日本企業の3社のうちの1社で、Autodeskよりその技術力を高く評価していただくことができました。建設業界のDX推進をはじめとした、クライアント企業の問題解決やソリューション提案にこれからもつとめてまいります。

APSの認定パートナーであることの強み

Forgeは名前こそAPSに変更されたものの、基本的なソリューション内容は大きく変わっておらず、ForgeのノウハウはAPSにおいても通用します。Autodeskから公式に認定を受けた企業は、どのような点において優れた強みを発揮するのでしょうか。

APSの開発経験が豊富であることが認められている

APSの認定を受けている企業の強みは、やはりなんといってもその技術力の高さがお墨付きを受けている点にあるでしょう。CADやBIM運用は近年喫緊の課題とされており、各企業はコンサルタントと協業で導入を進めていますが、無数のコンサルタントから信頼できる会社を探すのは困難です。

そこで目安となるのが、Autodeskの認定パートナーであるかどうかという指標です。AutodeskはForgeシステムインテグレータの資格をはじめ、多くのパートナー認定を各企業に与えており、各ツールやスキルに応じた信頼できるパートナー会社と提携しています。

クライアント企業は、そんなAutodeskのパートナーシップがあるかどうかを会社選びの目安とすることで、優れた技術力の提供を受けられることが期待できるでしょう。

Autodesk社との関係性が強いことが認められている

Autodeskの認定パートナーに選ばれている企業は、既存のAutodesk製品についての知見が豊富なだけでなく、Autodeskとの関係性が強く、新しいAutodesk製品への造詣や、最新機能についてのノウハウも豊富であることが期待できます。

ForgeがAPSというサービスに名称を変更したことからもわかるように、Autodesk製品のアップデートや技術革新のスピードは非常に早く、新しい環境への迅速なキャッチアップが求められます。Autodeskの認定パートナー企業は、そんなAutodesk環境の変化にも早期から対応し、クライアントにも最新の環境を前提としたソリューションを提供することが可能です。

Autodeskが提供するその他の主なパートナー制度

Forgeシステムインテグレータ以外にも、Autodeskにはさまざまなパートナー制度が存在します*4。主な例としては、以下が挙げられます。

ラーニングパートナー

ラーニングパートナー認定は、顧客や学生、企業に向けて、Autodesk製品のノウハウを提供できる、プロフェッショナルな認定インストラクターやエキスパートに与えられます。ハイエンド製品に精通していることや、豊富な開発経験などが認定を受ける上で必要です。

テクノロジパートナー

テクノロジパートナー認定は、顧客ニーズに対応できるだけのソリューション開発や、環境のセットアップが行える組織や人物に与えられるものです。Autodesk製品を用いた、柔軟なツール開発を依頼できます。

まとめ

この記事では、Forgeシステムインテグレータの概要や、Autodeskの認定パートナーであることの意味について解説しました。Autodeskはさまざまな製品を提供しており、各製品の精通度合いに応じたパートナー制度が展開されています。

自社でのスキルアップや、コンサルティングを依頼する際の、信頼できる目安として各種パートナーシップの存在を覚えておくと良いでしょう。

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参考:
*1 MONOist「「Autodesk Platform Services」をベースとする3つの業界別クラウドを発表」
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2210/03/news031.html

*2 PR Times「株式会社キャパ、国内3社目となるAutodesk「Forgeシステムインテグレータ」に認定」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000030199.html

*3 Technology Perspective from Japan「Forge システム インテグレータ プログラム」
https://adndevblog.typepad.com/technology_perspective/2017/10/forge-system-integrator-program.html

*4 Autodesk「オートデスクとのパートナー契約」
https://www.autodesk.co.jp/partners/partner-with-autodesk

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