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Revitの資格とは?BIMスキルのアピールで学生・社会人・主婦の就活を有利に!

資格があれば、就活が有利に進められます。
建設業界への就職を希望しているなら、強力なアピールになる資格があるのをご存知でしょうか?

Revit Architecture ユーザー資格試験は、オートデスクが主催する資格試験です。(*1)
合格すれば、BIMソフトウェアの「Revit」のスキルが十分にあることを証明できます。

今回は、Revit Architecture ユーザー資格試験についてご紹介します。
Revitの資格を取得して、建設業界での就活を有利に進めていきましょう。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります

1.Revitの資格を取得するメリット
2.Revitの資格の受験日・受験会場・費用などの概要
3.Revitの資格を取得するための勉強方法

Revitの資格を取得するメリット

まずは、Revit Architecture ユーザー資格がどんなふうにキャリアに役立つのかを見ていきましょう。

Revitの資格があれば即戦力アピールができる

Revit Architecture ユーザー資格試験に合格すると、BIMソフトウェアのRevitを十分に使いこなす技術があることを証明できます。(*1)

Revit Architecture ユーザー資格試験以外にもCADやBIMの資格試験はいくつかありますが、どれも概要的な知識と技術を確かめるもので、ソフトウェアに特化したものはありません。

実際の業務になると、基礎知識はもちろんのこと、ソフトウェアをどれくらい使いこなせるかが重要になります。
建設業界への就活で、Revitをすでに使いこなせる状態であることが証明できれば、入社後すぐに即戦力になれることをアピールできます。(*2)

Revitの資格は学生・社会人・主婦の就活にも有利

Revitの資格が役立つのは、就活中の学生だけではありません。
社会人のキャリアアップや、主婦の再就職にも有利に働きます。

社会人として長くキャリアを積んでいく中で、国際的なキャリアアップを考え始めている方もいるのではないでしょうか。
オートデスクのRevit Architecture ユーザー資格試験は、日本国内だけでなく世界でも通用する資格です。(*2)
そのため、もし海外の建設メーカーに就活するとしても、Revitの資格で技術力をアピールすることが可能です。

また、Revitの資格は再就職を考えている主婦の方にも役立ちます。
離職前に建設業界でキャリアを積んでいたとしても、結婚や出産でブランクがある場合、再就職は最新のソフトウェアを学ぶところから始めなければなりません。
さらに、CADをどれくらい使えるのかは、面接などで総務の方に伝えにくい技術でもあります。

Revit Architecture ユーザー資格があれば、すでに最新のRevitをマスターした状態であることを証明できます。
Revitの資格は、条件のいい再就職先を選ぶためにも有利に働いてくれるでしょう。

Revit Architecture ユーザー資格試験の受験方法は?

ここからは、Revitの資格の試験方法や受験日、費用について見ていきましょう。

受験会場は国内18か所、受験料は7,700円

Revit Architecture ユーザー資格試験は、日本国内の18か所の受験会場で受験できます。(*3)(記事執筆時点2024年3月22日)
受験会場は、パソコンスクールや設計メーカーの社屋など、さまざまな場所で開催されます。

受験料は7,700円(税込)です。
会場によっては、講座の受講料に受験料が含まれている場合もあります。(*4)
その場合、講座を受講することが受験の前提となります。

受験日は自由に選択できる

Revit Architecture ユーザー資格試験の受験日は、受験会場により異なります。
詳細な日程は、受験会場にお問い合わせして確認しましょう。

後の項目でご紹介していますが、講座によっては授業の後に試験を受験できるものもあ
ります。
また、平日のみ受験可能な受験会場もあるので、都合にあわせて選択しましょう。(*4)

Revitの資格試験の合格ラインは?どんな問題が出る?

Revit Architecture ユーザー資格試験の問題数は30問で、試験時間は50分です。
合格ラインは、73%以上の正解率となっています。(*1)

問題は、選択問題と実技問題があり、Revitを操作して解答していきます。
選択問題では、「〇〇の作図はどのアイコンですか?」など、操作についての問題が出題されます。
実技では、「次の条件で作図すると、容積はいくつになるか?」といった、実践的な問題が出題されます。
オートデスクの公式ホームページに例題があるので、気になった方は確認してみましょう。

Revitのソフトウェアはサブスクリプションでの購入となりますが、30日間の無料トライアルもあります。(*6)
まだソフトウェアを持っていない方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

Revitの資格を取るにはどんな勉強をすればいい?

Revitの資格がどんなものか、イメージできてきましたでしょうか。
Revit Architecture ユーザー資格試験は受験日が自由に選べるので、自分のペースで勉強を進められます。
ここからは、Revitの資格を取るにはどんなふうに勉強すればいいのかを見ていきましょう。

公式テキストを購入して勉強する

会場までの移動や受験費用など、資格試験にはなにかとコストがかかるものです。
すでに仕事でRevitを使っていて、技術的にはとくに不安を感じていない方なら、公式テキストを使った自主学習がもっともコストを低く抑えられるでしょう。

オートデスク認定試験センター(ACC)では、Revit Architecture ユーザー資格試験の公式テキストが販売されています。(*1)
テキストは次の3種類で、各4,400円(税込)です。

・レビット モデリング基礎講座 3日間講座
・レビット モデリング基礎講座 3日間講座 別冊
・レビット モデリング基礎講座 1日講座

公式テキストは認定試験センターのみの販売となっていて、講習会場での購入が原則となっています。
しかし、会場によってはメールでの申し込みで購入できる場合もあります。(*7)
講習までにテキストで予習したい方や、自主学習をお考えの方は、オンラインで購入できればうれしいですね。

Revitの試験対策講座を受講する

自主学習が苦手な方には、オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)でRevitの試験対策講座を受講する方法もあります。(*10)

認定トレーニングセンターは、受験会場と違って全国にあるので受講しやすいですね。
東京都渋谷区のBIM ACADEMYの場合、16時間、24時間、8時間と3種類の講座があります。(*11)

また、資格試験の前に対策講座として3時間受講でき、そのまま試験を受けられる講座もああります。
66,000~132,000円とやや高額になりますが、講師に直接質問することもできる会場講習は、Revitの未経験者にもおすすめです。

Revitのオンライン講座を受講する

認定トレーニングセンターでの受講が難しい場合は、自宅で受けられるオンライン講座を検討してみてはいかがでしょうか。

大塚商会のRevitオンライン講座は、動画再生で受講できます。(*12)
期限内なら何度でも受講(再生)できるのが助かりますね。
いくつかプランがあるので、自分に合ったプランを選んでみましょう。

まとめ

オートデスクのRevit Architecture ユーザー資格は、日本初のBIMソフトウェアの認定試験です。(8) BIMは、政府が80億円と大規模な支援金を投じている事業であり、これから幅広く必要とされていく技術でもあります。(9)

また、就活では、即戦力になれるかどうかが採否を分けるポイントともなります。
即戦力のアピールは資格がもっともわかりやすく、確かな裏付けができます。
建設業界への就職を希望していて、自分のキャリアを強くアピールしたい方は、Revitの資格取得を考えてみてはいかがでしょうか。

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◆参考URL

*1 オートデスク認定 Revit Architecture ユーザー『試験について』

https://www.myautodesk.jp/certification/user_Revit.html

*2 オートデスク認定資格プログラム『なぜオートデスク認定資格なのか?』

https://www.myautodesk.jp/certification/merit.html

*3 オートデスク認定資格プログラム『試験会場(ACC)のご案内』

https://www.myautodesk.jp/certification/venue.html

*4 CADCIL『Revit Architecture認定ユーザー』

https://www.cadcil.jp/qualification/autodesk-certification-e-learning/revit-architecture-user/

*5 BIM ACADEMY『BIMマスタースクール Autodesk Revit建築向け講座 Revit Architecture School』

https://bimacademy.tokyo/

*6 AUTODESK『Autodesk Revit: 設計と施工のための BIM ソフトウェア』

https://www.autodesk.co.jp/products/revit/overview?term=1-YEAR&tab=subscription

*7 BIM ACADEMY『ご購入』

https://bimacademy.tokyo/buy/

*8 BIM ACADEMY『BIMマスタースクール Autodesk Revit建築向け講座 Revit Architecture School』

https://bimacademy.tokyo/

*9 Softbankビジネスブログ 「Future Stride」『補助金が一気に40倍!政府が太っ腹に支援するBIM活用のススメ』

https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/202301/bim-subsidy/

*10 オートデスク『オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)』

https://www.myautodesk.jp/atc/

*11 BIM ACADEMY『BIMマスタースクール Autodesk Revit建築向け講座 Revit Architecture School』

https://bimacademy.tokyo/

*12 大塚商会『Autodesk Revit コース一覧』

https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/education/cad/autodeskrevitarchitecture/course/

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