コンシューマー向けIoT製品のセキュリティガイドラインが公表される
ご存知の通りIoT市場は急速に伸びています。
特にここ最近はコンシューマー向け家電製品等にぞくぞくと搭載されていってます。
例えば、照明にIoT
熱帯業の水槽にIoT
ホテルのドアロックにIoT
などなど、生活に関するあらゆるものにIoTが搭載されはじめているのです。
今後、さらにありとあらゆるものがIoT化されていくのは想像に難くありません。
ただし、新しいものであるが故に問題もあります。それはIoT利用での情報セキュリティをどう守るか?ということです。これは技術が拡散される過程で必ず現れる壁と言っても過言ではありません。技術進歩の歩みは、セキュリティ技術の発展と切っても切れない関係にあります。
そんな中、特定非営利活動法人(NPO法人)の日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)のIoTセキュリティワーキンググループ(WG)が、スマートテレビやウエアラブルデバイスといった一般消費者向けIoT製品の開発者に向けにセキュリティ上の注意点や考慮すべき項目などをまとめたガイドラインを公表しました。
コンシューマ向けIoTセキュリティガイド(日本ネットワークセキュリティ協会)
上記は無線センサーネットワークへ攻撃例の代表的な例ですが、一般消費者向けの焦点を当ててまとめられたガイドラインはこれがはじめてとのことです。
特に今後セキュリティや ITの知識の無い個人ユーザーが多く利用することが考えられます。しかし、そのようないわゆる一般ユーザーにセキュリティ対策を求めるのには限界があります。そこで、セキュリティに関してはまずは開発者ができる限り万全の対策をしていくというが開発者としての責務となります。
総ぺージ130ですが、IoT開発者であれば一度はこのガイドラインに目を通しておくと良いと思います。