AppleがiPhone8でワイヤレス充電発表するってホント

2017年にAppleがiPhone発売10周年を記念して発売されると言われているiPhone8にはこれまで以上に新しい機能が追加されるということで、発表前から盛り上がっています。

噂では「ホームボタンがなくなる」「指紋認証から顔認証に変更される」「有機ELディスプレイになる」などがあります。

そして、それに加えてワイヤレス充電になるという情報もあります。しかもローエンドからハイエンドまで全てワイヤレス充電に対応するというのです。

iPhoneにワイヤレス充電が搭載されるってホントウなのでしょうか。

ワイヤレス充電とは？

そもそもワイヤレス充電とは、一体どういうものかについて先に説明しましょう。
ワイヤレス充電とは、その名前の通り充電ケーブルを使用しないで充電することを言います。

ワイヤレス充電に対応した機器をワイヤレス充電器などの上に乗せると、充電が開始されるわけです。面倒なUSBコンセントやケーブルを持ち歩かずにすむので、特に出先での充電に重宝しそうです。

このワイヤレス充電については日本では整備が遅れていますが、欧米では自動車の小物入れにワイヤレス充電器が設置されていたり、スターバックスなどのカフェにもワイヤレス充電気が設置されていたりします。

実はこのワイヤレス充電については、Androidスマートフォンではすでに対応している機種が多数ありますので、iPhoneはこの分野については遅れていると言ってもいいでしょう。

今回、iPhone8がワイヤレス充電をサポートするとなるとインフラとしてのワイヤレス充電器が日本でも普及していくことが容易に予想されます。

iPhoneがワイヤレス充電をサポートする根拠として、インドでiPhoneを製造する企業のCEOがワイヤレス充電のテストを行っていることを公の場で発言したり、iOS11のベータにワイヤレス充電開始の効果音らしきものが発見されるなどしています。

iPhone8が搭載するワイヤレス充電の方式とは

iPhone8がワイヤレス充電機能を搭載する場合、どんな規格の充電方式を採用するのでしょうか。
以前、Appleがワイヤレス充電規格である「Qi（チー）」の標準化団体に加入したというニュースがありました。実際、AppleWatchはQiの充電器とは互換性はありませんが、Qiの方式を使ってワイヤレス充電を実現しています。

現在Androidの人気機種であるサムソンのGalaxyS8は「Qi」に加えてPMAが立ち上げた新しいワイヤレス充電の標準化団体の「AirFuel Alliance」の両規格に対応しています。

Appleがサムソンと同様に、「Qi」と「AirFuel Alliance」の両方を採用するのか、それとも別なものにするのかは注目されるところです。

ワイヤレス充電器は標準装備じゃない?

AppleがiPhone8でワイヤレス充電をサポートするのはかなり確実度が高いことは、周辺情報からわかってきていますが、詳細は不明なままです。

また、iPhone8やiPhone7Sでワイヤレス充電をサポートしたとしてもケーブルによる充電方法は廃止されるということはなさそうです。

そして、そこから予想されるのはiPhone8ではあえてコスト増になるワイヤレス充電器を標準で添付することはなく、別売りするのではないかといことです。

ちょうどiPhone7でイヤフォンをワイヤレス化する際に、ヘッドフォン端子を廃止して、代わりにライトニングケーブルのイヤフォンを添付（ユーザーには不便だけど）したうえで、魅力的なAirPodsを別売りにしたのと同じような状況だと考えます。

そして、ワイヤレス充電器を別売りにするからにはApple独自の特別なデザインや、欲しくなるような機能面での工夫を凝らしたものが準備されているはずです。

10周年記念の端末だけに情報があまり出てこないiPhone8ですが、それだけに期待が高まりますね。

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