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STAR WARSジェダイ・チャレンジに見る、ARと専用機器を駆使したゲームと従来のゲームとの比較

スターウォーズは誰もが知る有名なSF映画です。劇中でジェダイの騎士が閃光を放つライトセーバーを使って戦うシーンを見ていると、自分もあのライトセーバーを手にしてみたいと思う人も多いでしょう。残念ながら、現代の技術でビーム状の剣を作り出すことはできません。ところが最近、専用のARヘッドセットを装着して付属のライトセーバーを振り回すとビーム状の剣が描かれ、映画と同じライトセーバーを持って敵を倒す体験ができるゲーム製品が発売されました。ARと専用機器を組み合わせたゲームは、従来のゲームと比較してどんな優位性をもっているのでしょうか。

 

 

レノボはスターウォーズの世界観を体感できるAR搭載のゲーム機器を発売

 

レノボは、ARを駆使してスターウォーズの世界観を体感できる専用のゲーム機器「STAR WARSジェダイ・チャレンジ」を2017年11月に発売しました。価格は29,980円。ゲームをプレイするには、専用アプリをインストールしたAndroidスマートフォンまたはiPhoneが別途必要です。

 

STAR WARSジェダイ・チャレンジ

STAR WARSジェダイ・チャレンジは、映像を投影するヘッドマウントディスプレイ(HMD)、位置測定用のトラッキングビーコン、戦闘アイテムのライトセーバーコントローラーの3つの専用機器で構成されています。

使い方は、専用アプリを起動して付属のトレーに入れ、ヘッドマウントディスプレイに取り付けた後、頭部に装着します。ヘッドマウントディスプレイとトラッキングビーコンの電源を入れるとシステムが起動し、投影スクリーンに映像が映し出されます。

VRシステムと異なり、ヘッドマウントディプレイをつけても周囲の視界が見えています。そして、ARで作り出された映像が付け加わるようになっています。

 

 

PCやスマートフォンのゲームにはない臨場感と体感を満喫

 

用意されているゲームは3種類あります。中でも、ライトセーバーによるバトルは、ARならではのゲームを楽しめます。

ライトセーバーバトルは、自分がライトセーバーコントローラーをもって、さながら剣道のような立ち振る舞いをしながらディスプレイに映し出される敵を倒すというゲームです。

PCやスマートフォンでプレイする従来のゲームは、ディスプレイに表示されるキャラクターをコントローラーや指で操作して楽しむのが主流でした。操作も、縦と横だけの2次元に限られます。STAR WARSジェダイ・チャレンジはヘッドマウントディプレイとトラッキングビーコンの組み合わせで360度の広い視野をもたせることができるため臨場感があります。しかも、自分の体を動かしながらゲームをプレイするので、まるで映画の登場人物になったかのような気分になれます。敵を倒したときの達成感は一際大きいといえるでしょう。

 

 

現代の技術では不可能な映画上のアイテムをARで実現

 

ARを使ったシステムでは、映画で登場するのと同じ武器や道具を周囲の光景とともに映し出すことができます。これを応用して、映画に出てくる空想のアイテムを現実世界で仮想的に作り出して、プレイヤーに体感させることができるのです。

ジェダイの騎士がもっているライトセーバーは使用するときにだけビームを放出して剣になります。しかし、最先端の技術を駆使してもこのような機構を現実の世界で実現することはできません。

STAR WARSジェダイ・チャレンジは、ARを駆使してとライトセーバーコントローラの動きに合わせてビーム状の剣をヘッドマウントディスプレイ上に描くように作られています。背景は周囲がそのまま透過して見えているるため、プレイヤーはまるで現実世界で本物のライトセーバーを振り回しているかのような気分になれるのです。

従来のゲームと比較すると、ARとヘッドマウントディスプレイを組み合わせたゲームは、臨場感、体感、そして空想的なアイテムを仮想的に手にできる喜びをプレイヤーに提供できる点が優れています。今後、同様のさまざまな製品が登場することを期待したいです。

 

 

 

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