1. TOP
  2. ブログ
  3. iOS12リリース!予想されるアプリ開発の注意点とは?

iOS12リリース!予想されるアプリ開発の注意点とは?

Appleは新しいOSとして、iOS12を発表しました。
開発者向けに「iOS 12 beta 2」を公開しており、そのパフォーマンスや各種機能が体験できるようになっています。

今秋リリースされるiOS12。このアップデートされた新OSでアプリ開発を行うという方もいると思いますが、OSが最新バージョンになったことでその開発において事前にチェックしておきたいこと、注意すべき点をまとめましたのでご確認ください。

 

開発環境の更新が必要

 

iOS12に対応したアプリを開発する際に、開発環境が整っているか一度確認が必要です。iOS12のリリースに際し、開発で利用するプログラム言語のSwiftのアップデートが行われている可能性が高くなります。であればアプリ開発のための開発環境となるXcodeを更新しておく必要があります。
Xcodeはファイルサイズが大きいので、macOSの更新と合わせ3時間から4時間程度の更新時間を見ておかなければなりません。
開発環境だけでなく、チェック担当者を含めた社内全員のマシンの更新作業が必要となります。足並みを揃えて随時対応しておく必要があります。
開発途中に予期しない事態が発生するのはよくある話。アップデートの必要があるのは最初から分かっていることなので、時間のロスを後回しにしないためにも、これは事前に行っておくと良いでしょう。

 

iOS12に対応しているデバイスを確認

 

OSがアップデートされる前に、Appleがリリースする公式情報です。常にチェックをしておき、アプリ開発後にどのデバイスまで動作確認を行うのか、決定する材料にします。
今回のiOS12に対応しているデバイスは以下の通りです。

【iPhone】
Phone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone SE
iPhone 5s

【iPad】
12.9インチiPad Pro(第2世代)
12.9インチiPad Pro(第1世代)
10.5インチiPad Pro
9.7インチiPad Pro
iPad(第6世代)
iPad(第5世代)
iPad Air 2
iPad Air
iPad mini 4
iPad mini 3
iPad mini 2

iPod
iPod touch(第6世代)

上記以外のデバイスは未対応となりますので、アプリの起動条件に記載する必要があります。

 

ユーザーの状況を確認

 

ユーザーのアクセスログなどから、自社アプリやサイトに訪れるユーザーが利用しているOSやデバイス情報について、常にウォッチしておくことも重要です。それに伴いアプリのリリースタイミングも十分に検討する必要があるでしょう。
iOS12を利用しているユーザーが少ない段階では、時期尚早である可能性が高いと言えます。
秋のアップデートのタイミングでiOS12の新機能だけに特化したアプリを制作してしまうと、それ以外のバージョンを利用しているユーザーは、iOS12へのアップデートありきで利用をしなければなりません。そのあたりの周知を事前に十分に行っておく必要もあるでしょう。

 

新機能の検討

 

OSのアップデートによって機能や表現の幅が広がったり、新機能が追加されたりするため、加発者は新バージョンにおける追加機能のチェックも欠かせません。

今回も複数の機能が追加されています。
特に注目したいのは、

 

基本パフォーマンスの向上

 

アプリケーションの起動が最大40%、スワイプによるカメラの起動が最大70%、キーボードの表示が最大50%速くなったり、アニメーションが一段とスムーズになったりするなど、デバイスが旧モデルでも、今までのOSよりも速く、反応も良くなります。その点を踏まえ今まで盛り込んでこられなかった表現を取り入れたアプリの開発も可能になると思われます。

 

スクリーンタイム

 

いわゆるスマホ依存を防ぐための新機能です。アプリ起動時間の制限や、Apple IDによる閲覧の制御も可能になります。ユーザーの利用の仕方がこのスクリーンタイム機能によって変わる可能性を考慮する必要があるかもしれません。

 

AR(拡張現実)の新フォーマット

 

ARを複数のユーザーで共有できる機能が追加されました。またUSDZファイルフォーマットと呼ばれるARの開発フォーマットが登場し、3D表現の幅が広がります。

ほかにも新しい機能が搭載されるとのことですので、開発前にチェックをしておくとよいでしょう。

 

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

 

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP