1. TOP
  2. ブログ
  3. 5Gはテック業界の未来だった

5Gはテック業界の未来だった

早速ですが、皆さんはスマートフォンで何を見ていますか?LINEやブラウザを使ったネットサーフィンのほか、ゲームや動画視聴など様々だと思います。フィーチャーフォンからスマートフォンに代わり、昨今では扱うデータ量が格段に大きくなりました。今世界中で主流となっているのは「4G」と呼ばれる第4世代の移動通信システムですが、これが使われ始めたのは2012年ごろ。もう6年前の技術です。動画の視聴では問題ないですが、今後確実に需要が伸びると思われる市場があります。それは「VR」と「IoT」。IoTが普及することにより今よりももっと多くの物がインターネットにつながります。そうなると通信回線と利用するデータ量が格段に増え、今の4Gではパンクするでしょう。またVRは扱う情報量が桁違いなため、4Gでは限界があります。そこで今テック業界で大きな話題となっているのが「5G」と呼ばれる新世代の通信システムです。

MWCAで見えたテクノロジーの進化と未来

 

この5Gを体験することができるイベントがロサンゼルスで開かれていたので参加してきました。それはMWCA(Mobile World Congress Americas)というイベントで、数多くのテック企業がブースを構えており、VRやIoT関連のブースも多かったです。

その中で、もっとも目立つ存在だったのが、SoftBank×Sprintブース。

5Gで今後の生活がどう変わるのか、またテクノロジーと5Gがどのように融合するのかがわかるブースです。例えば、このVRゲーム。

これはVRを使った玉転がしの対戦ゲームなのですが、プレイヤー同士は5G通信を使って対戦しています。VRの莫大な情報量を処理しつつ、リアルタイムで対戦できるということが分かりました。また、こちらは4Gと5Gによる計算スピードの違いです。

3つのロボットがそれぞれ無線でデータのやり取りをしており、玉を板から落とさずに止める処理をしています。この無線通信で4Gを使ったときと5Gを使ったときとでは、明らかな処理スピードの差がありました。同じ機械、同じ処理ソフトを使っているので、いかに5Gが高速かということがよくわかるシミュレーションでした。この5Gですが、VRやIoT以外にも、スマートフォン用のゲームなど速度が要求されるような対戦ゲームにかなり活きてくると言われています。

5Gは次の時代を担う

 

4、5年前には一人1台のスマートフォンを持ち、簡単にインターネットにつながる時代になり、現在ではスマートフォンだけにとどまらず、Google HomeやAmazon Alexaといったようなスマートスピーカー、スマートウォッチやAmazonのDash Buttonなどなど、普段使うもの自体にもインターネットにつながり需要が拡大してきています。あと数年で、5Gが一般的な通信システムとして普及すると思いますが、この通信社会・インフラにおいて5Gはただの通信インフラにとどまらず、テクノロジーの普及そして進化を担う存在になると思います。

 

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP