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Apple Watch所有者の呟き「最近階段使っちゃうんだよね」

友人が「オレ最近絶対階段使うんだよね。」とボソッと呟いてました。

それは間違いなくApple Watchのせいです。

 

スマホが全世界中の人々の生活必需品となり多くのメーカーがスマホを生産するようになった今、AppleのiPhoneにイノベーションを求めるのは酷かもしれません。

最近Appleは最新機種のiPhone XS、XRをリリースしましたが、スペックだけならばiPhoneより高性能のスマホはいくつもあります。

 

Appleがイノベーションをもう起こせないと言ってるわけではありません。

最近のAppleは、明らかにiPhoneではない別の製品に力を注ぎ始めています。

 

Appleの凄いところは「この製品は絶対売れる」と皆が気づく前に、その製品の市場を自ら生み出し、そして支配してしまうことです。

MP3市場が未成熟だった時のiPod、現在のようなスマートフォンが存在しなかった頃のiPhoneがその最も典型的な製品です。

Appleが生み出す「革新的製品」とは、その優れた製品力だけでなく、企業としての戦略、マーケティングなど企業活動すべて含めて革新的な製品のことなのです。

 

さて、今現在最も力を入れていると思われている製品はApple Watchです。

先月のApple恒例の9月の新製品発表会(Apple Special Event 2018)では、iPhoneの発表と共に、Apple Watchの新製品が発表されました。

Appleは相変わらず潔いことをします。

冷静に考えてみてください。

そもそもApple Watchって世間に浸透している製品ですか?

まだまだ一部人たち、ストレートに言ってしまうとITリテラシーの高い人たちだけのものですよね?

納得できないと思うならば、Apple Watchをした高校生を想像してみてください。

iPhoneを持っている高校生だったら容易にに想像できますが、Apple Watchをしている高校生なんてほとんど見たことないはずです。

何故ならば、現在の生活においてApple watchは必需品ではないからです。もちろんスマホで十分だからです。

 

でもすでにApple Watchは2018年5月時点で全世界中で累計売り上げ台数は4600万台に達しているのです。

(※http://news.livedoor.com/article/detail/14672206/ livedoorニュース)

Apple製品の中でも極めて重要な製品カテゴリーの1つになっているのです。

 

さて、冒頭の言葉

「オレ最近絶対階段使うんだよね。」

は、Apple Watchが何であるかをよく表しています。

Apple Watchの標準のアプリの一つに「アクティブティ」と称ばれるアプリがあります。

それは1日のカロリー消費、運動時間、倒立時間が自動的に計測されるのですが、侮ることなかれジャイロセンサー、心拍センサー、GPSなどと連携して身体データ計測する、現代のウェアラブルガジェットの最先端の機能なのです。

そう、これこそがApple Watchにできて、iPhoneでは決して実装することのできない機能です。

Apple Watchには高性能なICチップとAppleのソフトウェア技術の結晶であるmacOSベースのwatchOSが搭載されており、それらデータは瞬時にApple Watchのモニタに表示されます。

 

そして、つまり逐一そのデータが腕のモニタに送られてくるApple Watchユーザーは、毎日そのデータが気になってしょうがなくなってしまうのです。

カロリー、運動時間、倒立時間すべてに目標が設定され、それを達成しないといけないという「気分」になってしまっている、

と言うわけです。

 

そう言うわけで、Apple Watchは現在iPhoneが決してできない日常的なヘルスケア製品として革新的な機能を実装し、一度使い始めたら辞められない機器になっているのです。

Apple Watchはこのヘルスケア製品としての市場を切り開きつつあるのです。

今後、このカテゴリーは間違いなく多くの企業が参入してくるでしょう。

 

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