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設計者おすすめ!効率アップする作図コマンド7選

AutoCADやBricsCAD等の2次元CADをご利用の皆さんへ、設計者が超おすすめする知っていると効率的に作図ができるコマンドをご紹介いたします。
以前投稿しました、『知っていると便利なAutoCADコマンド5選』の記事と合わせてご覧下さい。

▽前回の記事はこちら

知っていると便利なAutoCADコマンド5選

■作成

DIVIDE(ディバイダ)

DIVIDEは、等間隔に点オブジェクトまたはブロックを作成します。オブジェクトを指定した等分で等間隔に(10mmを3分割など)点やブロックを挿入することができます。
DIVIDE(ディバイダ)

MEASURE(メジャー)

MEASUREは、指定した間隔で点オブジェクトまたはブロックを作成します。オブジェクト上に指定した間隔ごとに(10mmの上に3cm間隔など)点やブロックを挿入することができます。
MEASURE(メジャー)

■修正

LENGTHEN(長さ変更)

円弧、線分などの開いたオブジェクトの長さや角度を変更できるコマンドです。作図後に全体の長さを変更したり、指定の値で増減することができます。ただし閉じたポリラインに使用することはできません。また、ポリラインの途中にある頂点を延ばすこともできません。指定した数値分、選択した箇所から近い端点に対して増減を行います。
LENGTHEN(長さ変更)

OVERKILL(重複オブジェクト削除)

重複または重なり合う線、円弧、ポリラインを削除することができます。重なり合うオブジェクトは、1つに結合されます。非表示の画層、フリーズを行っている画層にあるオブジェクトは削除されません。
OVERKILL(重複オブジェクト削除)

CHSPACE(空間変更)

ペーパー空間(レイアウト)のオブジェクトをモデル空間に移動することができます。ビューポートの尺度でオブジェクトが移動します。また、モデル空間のオブジェクトをペーパー空間へ移動することもできます。
CHSPACE(空間変更)

■注釈

DIMSPACE(寸法線間隔)

作成した長さ寸法または角度寸法間の間隔を調整することができます。平行な寸法線間の間隔を等しくします。間隔値を 0(ゼロ)にして、一連の長さ寸法や角度寸法の寸法線の位置を揃えることもできます。
DIMSPACE(寸法線間隔)

■画層

LAYMRG(画層合成)

選択した画層を、合成先の画層に合成させるコマンドです。合成先として選択した画層自体は削除されます。同じような画層が複数出来てしまっていた際、オブジェクトを選択して画層を変更、移動し不要な画層を削除することが1度にできます。
LAYMRG(画層合成)

■その他

コマンドではないですが、ペーパー空間でステータスバーに[モデル / ペーパーを切り替え]ボタンを表示しておくとビューポート外をダブルクリックしなくてもペーパー空間に戻れるので便利です。

いかがでしたか。
効率よく作図する為に、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。

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