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ベトナムのIT事情とオフショア開発について

お疲れ様です。エンジニアの森田です。
今回は海外視察で訪れたベトナム・ホーチミンのIT、オフショア開発にフォーカスをあてて記事を書きます。

ベトナム・ホーチミン

もちろんベトナムのことはご存じだと思いますが、ホーチミンのことはご存じでしょうか。
ベトナムは縦に長い国土になっており、ホーチミンはベトナム国土の南に位置する都市となります。

ホーチミンの旧名はサイゴンです。サイゴンも聞いたことはあるかと思います。
ちなみにベトナムの首都はハノイです。ベトナムの政治はハノイが中心で、経済の中心はホーチミンとのことです。
アメリカの首都はワシントンで、経済の中心はニューヨークみたいなイメージと同じでよろしいかと思います。

IT人材とオフショア開発

ベトナムでは国をあげてITエンジニアの育成を行っております。2020年には100万人がIT業界で働く規模になると予想されています。
ちなみに日本国内のIT業界の人口は90万人前後。
IT人材の単価の安さからオフショア開発会社が、ベトナムには多くあります。

IT人材の単価

オフショア開発のメリットの1つに、開発単価の安さがあります。オフショア開発SEの単価は平均で25万円前後とのことです。
中国やインドのオフショア開発単価と比較すると、5万円~10万円以上安いことになります。
もちろんブリッジSEの単価を考慮する必要がありますが、日本国内での開発と比較すると開発コストの削減が見込めます。

日本との時差

日本国内との時差は2時間(日本が2時間進んでいる)だけです。
ベトナムの開発チームとのWEB会議は日中に行うことができます。夜中のWEB会議の必要がございません。

ベトナムの長期休み

オフショア開発の懸念点に、現地の長期休みの時期が日本と異なり、お互いの連携がうまく取れないなんてことがあるかと思います。
ベトナムの長期休みは旧正月(テト)とゴールデンウイークぐらいとのことです。日本と比べると3連休のような休みが少ないので、スケジュールの調整でトラブルになるようなことはないと思います。

オフショアの今後

中国やインドと同様にベトナム国内のIT人材の人件費は増加傾向にあります。
IT人材の人件費の増加は、オフショア開発単価の高騰につながります。
数年後はベトナムでのオフショア開発の規模が縮小することも予想されますが、
日本国内のIT人材不足や日本人SEの単価などを考えるとまだまだ未来はありそうです。

 

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