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ドローンの配送実験の実例5選|メリットも合わせて紹介


コロナ禍で、ECサイトを使って商品を買う機会が増えた方も多いでしょう。
ECサイトの中には、最短当日配送などのスピーディーなサービスを提供している場合もあります。
それは、日本の交通網の充実やドライバーの努力によって成り立っているのです。
しかしながら、配送量の増加やドライバーの減少によって、将来も同じようなサービスが提供されるとは限りません。

本記事では、その解決策としてドローンを活用した事例を紹介します。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①運送業界の現状
②ドローン配送のメリット
③ドローン配送の事例

運送業界の置かれている状況*1*2

まずは、運送業界の置かれている状況について、国土交通省の「物流を取り巻く動向について」をもとに確認しましょう。

ポイントは以下の2つです。
配送量が増加している
運転手が高齢化・不足している

以下で詳しく紹介します。

配送量の増加

EC市場が急上昇する中、宅配便の取り扱い実績も年々増加しています。
EC市場は2018年の実績で約18兆円となっています。
宅配便の取り扱い実績としては、2013年から18年の間に18%以上増加しているのです。
個数に換算すると、約6.7億個増加しています。
なお、これは新型感染症の流行する前のデータです。
2020年以降は、この結果よりもさらに多くの荷物が取り期されているといえるでしょう。

運転手不足

配送手段としてよく使われているトラックは、運転手の減少にも悩まされています。
同調査によれば、2014年末の時点で運転手が不足しているという状況になっていました。
配送量が増加するに従って、人手不足が深刻化しているという負の循環が起きていることがわかります。

また、トラックドライバーの平均年齢は、全産業の平均年齢よりも高くなっています。
高齢者が退職してしまうと、さらに人手不足になってしまうといえるでしょう。

ドローンによる配送のメリット*3

配送量の増加やドライバー不足により注目されているのがドローンです。
ドローンは、「無人で遠隔操作や自動制御によって飛行できる航空機の総称」(*3より引用)のことを指します。
軍事利用されるドローンもあれば、個人で撮影などに使うドローン、そして配送に利用されるドローンなどさまざまな種類があります。

ここでは、配送に焦点をあてて、ドローン利用のメリットを紹介します。
結論から言えば、以下のようなメリットがあります。

空を利用するため渋滞がない
遠隔操作で配送が可能
道路事情の悪い場所にも配送可
最短距離で配送するため時間短縮になる

空を利用するため渋滞がない

ドローンを利用するメリットとして、渋滞に巻き込まれないことがあります。
空を利用するため、車の渋滞がありません。
「空には飛行機はヘリコプターが飛んでいるのでは」と思った方がいるかもしれません。
ドローンは、飛行機などよりも低空を飛行します。
そのため、他の空を飛ぶ乗り物とは基本的には干渉しません。
そのため、配送の際のタイムロスが少なくなります。

遠隔操作・自動で配送が可能

ドローンは、遠隔操作や設定した条件で自律的に動けます。
そのため、トラック運送のように人の手がいらない点がメリットです。
自動車も自動運転技術が発達してきていますが、現状は完全に人がいない状態は不可能です。
一方ドローンは人手不足にも対応できるといえます。

道路事情の悪い場所にも配送可

ドローンであれば、道路状況も関係ありません。
トラックの入れないような狭い道や、山間部の過疎地などに配送を行う場合でも、スムーズに目的地まで到着します。

最短距離で配送するため時間短縮になる

ドローンは、道路に縛られない分、現在地から目的地まで一直線に配送が可能です。
そのため、配送時間の短縮にもつながるでしょう。

ドローンの配送事例5選*4~*12

最後に、ドローンの配送事例を5つ紹介します。

DHL

ドイツのDHLでは、2014年からドローンによる配送を行っています。
医薬品を中心に配送を進め、現在では交通網に課題のあるアフリカ地域にもドローンを活用しています。

出典:YouTube

そして、ドローン配送の実績も多いDHLは、Ehangという中国企業と協力することで、はじめての全自動のドローン配送をはじめました。

出典:YouTube

画像のように宅配ボックスに配送物を入れると、ドローンが出てきて配送をはじめてくれるのです。
このように、DHLではドローンによる配送を積極的に行っています。

楽天

出典:楽天

楽天でも、ドローン配送をスタートさせています。
はじめてのドローン空路は、離島の猿島への配送です。
猿島は横須賀市の無人島で、主に観光客や店舗を対象として配送しています。
西友と提携しているため、生鮮食品も配送が可能なのが特徴です。

今後は丘陵地など配送の難しい地域へのドローン配送を目指しているとのことでした。

Amazon

出典:amazon
Amazonは、2020年の8月29日に、アメリカでドローンの配送認可を受けました。
それにより、注文から30分以内に荷物を届ける取り組みが始まっています。
ドローンに積める荷物は最大5ポンドまでとなっており、荷物に応じてさまざまな形のドローンが用意されています。
ただし、実用化にはほど遠いという意見もあるため、今後の動きに注目です。

アメリカのほか、イギリスやオーストリア、フランス、イスラエルにAmazonのPrime Airの開発センターがあるため、いずれこれらの国でもサービスが提供されるでしょう。

Google(Wing)

出典:Wing

Googleの親会社であるAlphabetの系列会社でも、ドローンによる配送が始まっています。
アメリカやオーストラリア、フィンランドで配送を行っています。

出典:Wing

2020年のコロナ禍においては、図書館から子ども達に本を配送する方法としても、Wingのドローンが活用されました。

AHA

出典:Aha

Ahaはアイスランドのスタートアップ企業です。
アイスランドの首都レイキャビクでフードデリバリーサービスを実施しています。
UberEatsのドローン版と考えるとわかりやすいでしょう。

Ahaの注目すべきポイントは、首都でドローン配送の許可がもらえ、実際に活用されていることです。
Ahaの実践により、他の国でもフードデリバリーにドローンを使う時代が来るかもしれません。

また、Ahaは世界ではじめて自律型のドローン配送システムを提供した企業でもあります。

出典:Aha

Ahaの使い方は、日本のデリバリーアプリと変わりません。
配送地点を指定して注文をすると、お店が調理を始めます。
調理が終わったらドローンが家まで配送してくれるのです。

出典:Aha

Webからのほか、専用のアプリでの注文も可能となっています。

◆まとめ
今回は、ドローンの配送事例について紹介しました。
ドローンは、映像を撮影するものとしても活用されているほか、配送にも役立てられています。
今後法整備が進めば、日本でも楽天以外の企業がドローンによる配送を始める可能性があります。
今後の進展が楽しみです。

 


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◆参考URL
*1物流を取り巻く動向について
*2平成30年度 特許出願技術動向調査報告書
*3ドローン基礎知識|AUTOBACS.COM
*4DHL delivery drone to launch in Germany this week
*5Deliver Future: Parcelcopter 4.0 | Delivering vital medicines by drone
*6DHL & EHang jointly launched AAV Delivery Solution | EHang
*7楽天ドローン: 楽天のドローン配送サービス
*8Amazon、ドローン配送の認可取得 30分内の配達可能に(写真=AP)
*9No, Amazon Won’t Deliver You a Burrito by Drone Anytime Soon
*10Library books delivered by drone to students in Virginia during COVID-19
*11Drone delivery
*12aha.is – Allra Hagur

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