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BIM/CIM活用ツールのReviztoが建設業にもたらす効果とは

BIM/CIMの活用はただ人材やモデリングソフトを用意するだけで実現するとは限りません。運用に伴う周辺の課題も山積しており、これらの解消が期待されています。

そんな中、最近日本においてもサービスの正式提供を開始したRevizto(レビツト)は、これらの課題を解消してくれるツールであるとして注目が集まっています。

今回はReviztoの使い方や、導入によって期待される運用効果についてご紹介します。

目次:
①Reviztoとは
②BIM/CIM導入に伴う建設業の課題
③Revizto導入で建設業界が得られるメリット

Reviztoとは

Reviztoは、BIM/CIMに関連する情報を共有するためのツールで、設計や施工現場での活用が可能なソフトです。

BIM/CIM特化のコミュニケーションツール

Reviztoはスイスおよびアメリカに本社を構えるVizerra SAが開発したコミュニケーションツールで、BIM/CIMの情報共有、および情報管理をツールに一元化することができます。単なるコミュニケーションツールではなく、必要に応じてデータベースとしての活躍も可能というこちらの製品は、その汎用性の高さにも注目が集まります。

日本での公式サービスの展開は2020年11月から始まっており、提供は建設IT関連の輸入販売・サポートを行うコンストテック株式会社が代行しています*1。BIM/CIMのモデリングソフトは様々なバリエーションが存在しますが、それらの運用をサポートするツールについては不十分なのが現状です。Reviztoの登場は、そんな運用支援ツールの先鋒として、大いに活躍することになりそうです。

世界150カ国で活躍

Reviztoはすでに海外で運用実績を積んできたこともあり、日本ではまだ新しい存在ですが、その経歴は折り紙付きです。世界150カ国における運用実績を持ち、利用ユーザーの数は10万人を超えています*2。クラウドベースのツールであるため導入ハードルは低く、日本国内においても多くのファンを獲得することになるでしょう。

BIM/CIM導入に伴う建設業の課題

ReviztoのようなBIM/CIMの運用を支援するツールが普及しているのには、どのような理由があるのでしょうか。

コミュニケーションにおける課題

BIM/CIM運用の最大の課題と言えるのが、コミュニケーションコストの増加です。BIMが本来の価値を発揮するのは、迅速な情報共有を実現する点にあるのですが、これはあらゆる組織に画一化されたBIM環境がある場合の話です。現状、BIMの導入は各企業で少しずつ進んではいるものの、いまだ標準化は進んでいません。企業によってもBIM運用環境の程度にはばらつきがあるため、設計から施工、施工から保守運用へのコミュニケーションには、負担が残ります。

また、修正作業や意思決定の場においてもBIMの活用はいまひとつ進んでおらず、円滑なコミュニケーション環境の実現は喫緊の課題と考えられています。

フロントローディングの実践

BIM運用の導入において、ポイントとなるのがフロントローディングの実践です。従来の業務プロセスにおいては設計・施工・保守運用のそれぞれに均等な人員を配置し、別個に対応するというのが一般的でした。しかしBIM運用を実施する場合、序盤の設計業務に大きな負担を強いることになり、そこへの人員配置を再検討しなければなりません。

上流の工数の増加に耐えられる環境構築には、これまで続けてきたシステムの再編が求められるため、担当者には大きな負担がかかります。

導入効果の確実性の確保

BIM/CIM導入はうまく運用が実現できれば強力なテクノロジーですが、上記のような負担増加や導入コストが高額であることから、中々導入に踏み切れない企業も多いものです。導入によって少しでも高い確率でメリットを享受できるようシフトできれば、導入企業の増加にもつながります。

Revizto導入で建設業界が得られるメリット

こういった課題が山積する中、Reviztoは様々な導入メリットを建設業界に提供することで、BIM/CIM運用の普及を促進してくれるでしょう。

BIM/CIM導入のコスト削減

まず、ReviztoはBIM/CIMデータを使った情報共有に長けているツールであるため、通常のBIMソフトよりも安価で環境を構築するのに活躍します。企業や組織の役割によってはBIM情報の共有環境が必要なだけで、モデリングソフトは必要がない場合もあります。こういった現場にReviztoを導入することで、リーズナブルにBIM環境の構築を促進できます。

コミュニケーションの促進

BIM/CIM情報の共有に特化したツールであるため、面倒な手間をかけずとも円滑にコミュニケーションが可能になります。これまではBIMモデルを確認するために会社のPCからファイルを開いたり、モデリングツールの導入が求められてきましたが、Reviztoはクラウド型の共有ツールです。

そのため、ライセンスさえあればどこからでもBIMデータを閲覧可能になり、フィードバックも即座に行えます。チームや組織間のやりとりのハードルが下がり、業務効率化やヒューマンエラーの減少に貢献します。

リモートワーク環境の実現

Reviztoはクラウドサービスであるため、リモートワーク環境の導入にも役立ちます。モデリングソフトなどを家庭用PCに導入するのにはおおいにコストがかかりますが、こちらはライセンスさえあればどこからでも利用できるクラウドサービスです。

出社の必要性がなくなるため、家庭のPCから情報共有を行ったり、現場に足を運ばなければいけない場合にも役立つツールとして活躍します。

ノウハウの蓄積

BIM/CIM関連のコミュニケーションを一元化し、データを集約してくれるサービスであるため、組織内のノウハウの蓄積にも役立ちます。プロジェクトの経験を生かしながら新しい業務に臨めるので、業務の引き継ぎや人材育成の際にも役立てられます。

また、設計から施工、施工から保守運用まで一元的にデータを扱えるので、効率的かつ確実に建物の情報を共有し、ライフサイクル管理に役立てることも可能です。

おわりに

Reviztoはすでに海外で大いに実績を残しているBIM/CIMコミュニケーションツールです。その導入メリットは大きく、直接BIMモデリングに従事しない組織でも活用メリットがあることから、普及に期待がかかるところです。

 

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参考:
*1 PRTimes「建設業界の設計・施工管理に最適なBIM/CIMコミュニケーション一元化ツール、Revizto(レビツト)サービス開始! 」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000064905.html
*2 上に同じ

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