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Civil 3DでのDWGファイルの作成方法とは?活用ポイントもご紹介

土木建設に活躍する3D CADソフトのCivil 3Dは、ハイエンドなパフォーマンスを発揮できるということで、多くの企業で活用が進んでいます。単体での運用はもちろんですが、Civil 3Dの兄弟ソフトとの併用により、更なるコラボレーションや業務効率化も実現可能です。

今回は、Civil 3Dの可能性をさらに引き出すことができるDWGファイルの活用方法や、その作成方法について、ご紹介します。

①DWGファイルとは
②DWGファイルが必要になるシーン
③Civil 3DでのDWGファイルの作成方法
④DWGファイル活用のポイント

DWGファイルとは

そもそもDWGファイルは、Autodesk社が提供しているCADソフトの「AutoCAD」で扱うデータの拡張子です。「.dwg」でデータの保存ができるこのファイルの中には、複数のレイヤーで構成されたCADデータの全てが含まれているため、代替することが難しい形式です。

DWGファイルは比較的ポピュラーな形態であるため、CADソフトを運用する現場では頻繁に用いられる拡張子です。Civil 3D上でDWGファイルへ書き出す方法を覚えておけば、円滑なプロジェクトの進行を促します。

DWGファイルが必要になるシーン

DWGファイルが必要なシーンとしては、以下の2つが想定されます。順に見ていきましょう。

AutoCADとの連携

一つ目のシーンは、AutoCADとの連携です。DWGファイルは主にAutoCADで用いられますが、AutoCADは汎用性の高いCADソフトということもあり、コラボレーションの機会が非常に多いソフトの一種です。また、AutoCADとCivil 3Dは同じAutodesk社から展開されているため、連携機能も豊富に備えています。Civil 3Dで作成したデータをDWGファイルへ変換できれば、ソフトの併用を効率よく進められます。

関係者間の情報共有

DWGファイルはCADソフト運用において一般的な形式ということで、プロジェクト関係者間で頻繁にやり取りされる機会も多いものです。CADソフト運用の懸念点として、関係者の中で採用しているソフトがバラバラの場合、一度ファイル形式を標準化させる必要があるため、情報共有やフィードバックに遅れてしまう可能性が挙げられます。

DWGファイル形式に適応しておけば、大抵の場合スムーズに変換ができたり、円滑なコミュニケーションを促せたりするため、CADの効果を最大限高める上で重要な取り組みです。

Civil 3DでのDWGファイルの作成方法

それではここで、Civil 3Dを使ってDWGファイルを作成する方法を見ていきましょう。特別に難しい操作は必要なく、簡単なコマンド操作で実行が可能です。

[出力]タブから [書き出し]パネルを選択する

DWGファイルの作成は、いわゆる図面の書き出しプロセスに則って行います。書き出したいオブジェクトが全て表示されていることを確認して、[出力]タブから [書き出し]パネルを選択しましょう。

すると [Civil 3D 図面を書き出し] のタブが用意されているので、さらにこちらをクリックします。[Autodesk Civil 3D 図面を書き出す]ダイアログ ボックスが表示され、ここから[書き出すファイル タイプ]を選べます。そこにある[AutoCAD DWG]を選択すれば、DWGファイルの書き出し準備は完了です。

[Export Settings] (書き出し設定)を選択する

次に、書き出し設定を行います。Export Settings(書き出し設定)を選択して、ダイアログボックスから図面のバージョンや区画のセグメントなどを選択肢、書き出したい情報を設定します。準備ができたら[OK]をクリックし、Export(書き出す)をクリックして、DWGファイルを作成できます。

書き出しが完了したら、一度DWGファイルを開いて正しく書き出しが実行されているか、確認しておきましょう。書き出しがうまくいっていない場合には設定を見直し、過不足のないよう再設定します。

DWGファイル活用のポイント

このように、DWGファイルはAutoCAD向けの形式であるとはいえ、Civil 3Dからであれば簡単に作成することができます。DWGファイルを有効活用するためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

Civil 3Dへ日本仕様プログラム(Jツール)しておく

一つ目のポイントは、日本仕様プログラムである「Jツール」の導入を事前に行っておくことです。Civil 3Dそのものは海外のプロダクトであるため、日本の土木建設に直接適用しようとすると、不具合が出てしまう可能性もあります。

そこであらかじめインストールしておきたいのが、Autodeskから直接提供されている日本仕様プログラムです。こちらのツールをインストールすることで、日本国内の仕様に合わせたテンプレートやツールの活用を進められます。日本規格の設計図書作成を効率化できるのはもちろん、日本固有のファイル形式の読み込みや、書き出しにも対応可能です。

日本仕様プログラムのインストールは、以下のURLより実行可能です。

公式サイト:https://apps.autodesk.com/CIV3D/ja/Detail/Index?id=6027782504161852341&appLang

AutoCADがなくとも開くことができる

DWGファイルはAutoCADに強いファイル形式ですが、必ずしもAutoCADがなければ展開できないというわけではありません。近年はCADソフトの運用が多くの組織で進んでいることもあり、閲覧をするだけのビューワーや、簡単な編集ソフトの普及も進んでいます。

そのため、AutoCADは持っていないがCivil 3Dは持っているという人も、これらのDWGファイル対応アプリをあらかじめダウンロードしておけば、DWGファイルの確認や、編集を行うことができます。AutoCADを運用するほどではないという人も、これらのツールであれば簡単に入手可能です。

DGNファイルと使い分ける

三つ目のポイントは、DGNファイルとの使い分けです。CADソフトで一般的なファイル形式には、DWGの他にDGNというタイプも存在します。DGNファイルは、主にMicroStationと呼ばれるBIMソフトを運用する際に採用されている形式です。会社によってはDWGではなく、DGNの方が都合が良いケースもあるため、こちらの使い方も覚えておくと良いでしょう。

Civil 3Dでは、もちろんDGNファイルへの変換も可能です。DWGと合わせて書き出し方を押さえておきましょう。

おわりに

今回は、Civil 3Dをより便利に使うためのDWGファイルの作成方法や、活用のポイントについてご紹介しました。CADソフトは関係者間でのコラボレーションを円滑にすることで、真価を発揮できるツールです。ファイル変換の方法を覚え、業務パフォーマンスを高めましょう。

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