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Apple Watch Ultraにはどんな違いがある?ディスプレイなどの特徴について解説

2022年9月、Appleはこれまでで初めての新型Apple Watchの複数モデル展開を発表しました。今回発表されたのは、Apple Watch Series 8とApple Watch SE、そしてApple Watch Ultraの3モデルです。

iPhoneのようなモデル展開を実現したApple Watchですが、具体的にそれぞれのモデルにどんな違いがあるのかはもちろん、最上位モデルであるApple Watchはどのような点に優れているのかも気になるところです。

今回は、そんなApple Watch Ultraのディスプレイ性能に注目しながら、最新モデルの3機種の特徴の違いについて、ご紹介します。

目次:

  1. Apple Watch Ultraについて
  2. Apple Watch Ultraのディスプレイ形状
  3. 他のモデルと比較ポイント

Apple Watch Ultraの概要

Apple Watch Ultraは、2022年9月7日に発表されたApple Watchシリーズの最新モデルの一つであり、その最上位モデルにあたります。同モデルがコンセプトとしているのは、「過酷な環境でも動作する屈強で有能なApple Watch」です*1。

従来のApple Watchも、腕時計としての耐久性については最低限保証されていたものの、アウトドアや極端な環境での運用は推奨されておらず、街の中での使用やフィットネスが関の山、というものでした。

しかし今回、Apple Watch Ultraという優れた剛性のモデルが登場したことで、あらゆる環境で活躍する人に向けてApple Watchを展開できるようになったと言えるでしょう。

Apple Watch Ultraのディスプレイについて

Apple Watch Ultraの最大の特徴の一つが、ディスプレイです。このモデルが従来の製品や他のシリーズと比べてどのようなアドバンテージを有しているのか、確認しておきましょう。

ディスプレイの形状と素材

Apple Watch Ultraを特徴づける要素の一つに、ディスプレイの形状が挙げられます。従来のApple Watchは正方形に近い形状をしていましたが、Apple Watch Ultraでは明らかな長方形になるとともに、ディスプレイサイズも大きくなりました。

シリーズ最大サイズである49mmのケースサイズを実現し、フラットサファイア前面クリスタルとディスプレイのエッジ保護加工を施すことで、美しくも頑丈で視認性に優れるディスプレイとなっています*2。

ディスプレイの明るさ

Apple Watch Ultraのディスプレイはただ大きいだけでなく、その明るさにおいてもこれまでにない数値に達しています。

最大2,000ニトの輝度という、他のApple Watchの2倍にもなる明るさをほこり、鋭い直射日光や画面の小ささ故に見づらさが生まれることはほぼなくなったと言えるでしょう。また、常時表示Ratinaディスプレイを採用することで、まるでアナログの腕時計のような感覚で、ストレスフリーの情報確認ができる点も強力です。

他のモデルとの比較ポイント

優れたテクノロジーが採用されているApple Watch Ultraですが、具体的にどのような点で他のモデルと比較するべきでしょうか。ここでは、主なApple Watchシリーズの比較ポイントについて、ご紹介します。

ディスプレイ

Apple Watch Ultraのディスプレイについては上で紹介した通りですが、他のモデルのディスプレイについても確認しておきましょう*3。

まずスタンダードモデルであるApple Watch Series 8のディスプレイですが、こちらはUltra同様、常時表示Ratinaディスプレイを採用しています。ディスプレイの大きさは最大で45mmケースと、4mmほどUltraには及びません。

今回のラインナップで最も安価なモデルであるApple Watch SEは、常時表示ではないものの、Ratinaディスプレイを搭載しています。必要の際に表示される仕組みを採用し、余計なバッテリーの消費を抑えます。

また、ディスプレイのサイズは最大で44mmと、シリーズの中では最も小さいモデルと言えます。

素材と仕上げ

続いて、それぞれのモデルの素材と仕上げについてです。Apple Watch Series 8のケース素材は、アルミニウムモデルとステンレススチールモデルがあります。ディスプレイの使用もケース素材によって異なり、アルミニウムモデルにはIon-X前面ガラス、ステンレススチールモデルにはサファイア前面クリスタルを採用しています。

また、Apple Watch SEの場合はアルミニウムモデルに限定されているため、Series 8と比べてバリエーションの点では欠けていると言えます。

一方のApple Watch Ultraですが、こちらはチタニウムがケース素材に採用されています。航空宇宙産業でも活躍する、重量、耐久性、耐食性の三要素に優れた強靭な素材が、本体をあらゆる脅威から守ります。

この点からも、Apple Watchはこれまでで最も耐久性に優れたモデルであると言えるでしょう。

耐水性能

Apple Watchは標準機能として耐水性能が備わっていますが、実はモデルによって性能差が顕著に表れています*4。

標準モデルであるApple Watch Series 8、及び廉価モデルのSEの耐水性能は、最大で水深50mまで対応しています。これらのモデルも十分泳ぎながら装着ができる、優れたスマートウォッチと言えますが、Apple Watch Ultraの耐水性は50mをはるかに上回る、100mに設定されています。

水泳での利用はもちろんのこと、水深40mまでのレクリエーションダイビングにおいても、問題なく機能することが保証されており、スマートウォッチとしてはもちろん、小型コンピュータとしては驚異的な耐水性能と言えます。

また、Ultraは水温センサーと水深計も標準で搭載しているため、海洋調査やダイビングなど、日常的に水の中へ潜る人にとってはありがたいモデルです。

価格

最後に、それぞれのモデルの価格についての比較です。Apple Watch Series 8はディスプレイサイズやケース素材によって値段が異なり、最安モデルの場合は5万9,800円からとなっています。また、Apple Watch SEは3万7,800円から購入ができるなど、最新モデルの中では最も安価な部類に入ります。

Apple Watch Ultraですが、こちらは12万4,800円と、他のモデルよりも2倍以上の価格となります。ただ、UltraについてはGPSと合わせて携帯電波を受信できるCellular機能も標準で搭載されているため、その分の料金が加算されていることも加味しましょう。

まとめ

正式発表前は「Apple Watch Pro」とも噂されていたApple Watch Ultraですが、その名に恥じないハイエンドモデルとして発表されました。
今モデルは今まで以上に耐久性能に特化した製品となっており、極端な環境でも問題なく動作することが期待できるでしょう。

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参考:
*1 Apple「Apple Watch Ultraが登場」
https://www.apple.com/jp/newsroom/2022/09/introducing-apple-watch-ultra/
*2 Apple「あなたにぴったりのApple Watchは?」
https://www.apple.com/jp/watch/compare/
*3 上に同じ
*4 上に同じ

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