1. TOP
  2. ブログ
  3. AR開発が捗る注目ソフト、厳選3つ。

AR開発が捗る注目ソフト、厳選3つ。

VRという言葉が非常に注目されている昨今ですが、ビジネスの現場ではVRではなくARのほうが注目されているかもしれません。ニュースや新聞などの記事を読んでみても、時々、「それはVRではなくてARだ」といいたくなるようなこともあるかもしれません。果たしてARの将来性とはどのようなものなのでしょうか。今回は、AR開発には欠かせない3つのソフトについてご紹介しましょう。

 

ARの将来性とは

 

VR技術が非常に突出して注目されているため、時にAR技術ですらVR技術として紹介されてしまうこともありますが、内実は全く逆といってもいい技術です。VRは「仮想現実」であり、「非現実の世界をあたかも現実のように感じさせるもの」であるのに対し、ARは「拡張現実」とも呼ばれ、「実在するものとバーチャルなものを組み合わせて、より現実を楽しむ」といったものとなります。VRをゲームの世界へ入り込むことが出来ると紹介するのであれば、ARは現実世界とゲームの世界が融合すると紹介することが出来るかもしれません。ARは、BtoCの世界では非常に活発に利用されています。例えば、昨今話題となった「ポケモンGO」は、ARをうまく利用したゲームといえるでしょう。実際の地図やMAP、そして万歩計機能などを利用して、「ポケモン」というゲームと融合させることで、あたかも「ポケモンのキャラクター」が、現実世界に現れたかのように見せることに成功していました。

 

AR開発をするためのソフト① Apple ARKit

 

BtoCの世界にもBtoBの世界にも様々な応用が可能なAR技術ですが、開発のためのソフトが世界有数の大企業から公開されています。まず紹介する「Apple ARKit」は、Apple社から公開されているソフトです。「Apple ARKit」は残念ながらiOSに特化したAR開発ソフトではありますが、それでも、ユーザビリティの高いアプリケーションを開発できるでしょう。また、ARKitを利用したレッスンも提供されており、プログラミングに慣れていない人でも、AR開発を体験することや、より難しい機能に挑戦するためのスキルアップにも役立てることが出来ます。

 

AR開発をするためのソフト② Google ARCore

 

Apple ARKitの公開に少し遅れる形で、Google社でもAR開発ソフトが公開されました。「Google ARCore」と呼ばれる、この開発ソフトについて基本性能は「Apple ARKit」と変わりませんが、Googleには「Daydream View」や「Google Poly」といった派生製品も存在するため、どちらがいいとは一概には言えないでしょう。また、Googleアプリが大幅な変更を必要とせずにiOSで動くことから、「Google ARCore」で開発したアプリケーションは、iPhoneやiPadでもスムーズに起動できる可能性もあります。開発者視点ではどちらも振れてみることをお勧めします。

 

AR開発をするためのソフト③ Amazon Sumerian

 

ARだけでなく、VRや3Dコンテンツの作成にも力を発揮するのが「Amazon Sumerian」です。「Amazon Sumerian」では、最新のインターネットブラウザさえ用意出来れば、後はなにも必要ないことと、様々なライブラリを活用することで誰でもARやVRのコンテンツを作成できることという二つの容易さで、非常に注目されているAR開発キットです。ゲームやアプリの開発だけでなく、今後はトレーニングや研修用の仮想ルームの作成や仮想地図を利用した案内図などのシミュレーションも視野に入れており、さらに可能性の膨らむ開発キットといえるでしょう。

 

 

AR開発キットを3つご紹介しました。Apple社・Google社・Amazon社と、誰もが知っているような企業が、こぞってAR開発キットを公開していることからもARという仕組みが、今後のビジネスに大きな影響を与えることがわかると思います。ぜひ、早いうちに開発に慣れていくことによって、他の人たちよりも一歩でも早く、AR開発で有利な地位を築いてみてください。

AR/VRのホワイトペーパーダウンロードはこちら

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP