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iPad Proなら全モデル対応!ARアプリで体験できる新しい世界

この記事を読むと、以下の3つのことがわかります
①iPad Proがハイエンドである理由
②iPadで使えるおすすめのARアプリ
③AppleのAR技術を支える「AR Kit」について

デジタルと現実の情報を融合できるAR(拡張現実)技術が、iPad Proでも利用できます。プロ仕様のiPad Proは性能が高く、ARのような最新技術もサポートしているのです。

iPad Proを持っている・または購入を考えている人に向けて、AppleのAR技術とおすすめのアプリについてご紹介します。

まさにプロ仕様!ハイエンドなiPad Pro

iPad ProはiPadファミリーの中で最上位

iPadにはiPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proとラインナップがありますが、そんな中で一番性能が高いものがiPad Proです。

iPad Proはシリーズの中で唯一Face IDに対応しており、顔認証機能を持っています。ディスプレイもカメラの性能も高く、ビデオ撮影は唯一4Kビデオ撮影が可能です。

iPadのセットともいえるApple Pencilは第2世代に対応しています。マグネットでくっつけながら充電できる発想は、「さすがApple」と驚きました。

2018年からは、キーボードとカバーが一緒になった「Smart Keyboard Folio」がiPad Pro向けに登場しています。使いやすい構造とフルサイズのキーボードによって、メインPCとして使っている方もおられるのではないでしょうか。

参照:Apple公式サイト「11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio」

そんなプロ仕様のiPad Proですから、お値段も一番ハイクラスです。たとえばiPadが64GBで34,800円(税別)なのに対して、iPad Proは同じ64GBで111,800円(税別)と2倍以上も高いのです。

全世代ARに対応しているのはiPad Proだけ

IT業界のトレンドともいえるARですが、最新技術を使うためには、やはりデバイスもそれなりに新しい必要があります。

iPhoneならiPhone SE以上、iPod touchなら第7世代以上のモデルが必要ですし、iPadラインナップごとに対応モデルが異なります。

iPadシリーズ
AR対応モデル
iPad Pro
すべてのモデル
iPad Air
第3世代
iPad
第5世代、第6世代
iPad mini
第5世代
参照:Apple公式サイト AR

表の通り、iPad Proなら全てのモデルがARに対応しています。つまり今iPad Proを持っている人は、今すぐにARを楽しめるのです。

今iPad Proを持っている人は、ARで新しい技術を体験してみませんか?

ARの基本情報

ARとは拡張現実のことで、現実の位置情報や画像情報と、デジタルの情報を組み合わせて表示できる技術です。デジタル情報がプラスされることで、現実の世界を拡張して見せることができます。

ARといえばゲームのポケモンGOが有名ですが、今では観光業界や教育、医療にまでAR技術が広まっています。

デジタル情報が見える化するので直感的に理解できるARは、現実と仮想の世界が混ざったような新しい感覚になります。ひと昔前のSF映画に入り込んだような体験ができるでしょう。

iPad ProでARを楽しむ方法

ARアプリをiPad ProにインストールするだけでOK

iPad ProはAR技術に対応したデバイスなので、特別な設定は必要ありません。App StoreにアップロードされているARアプリをインストールすれば、すぐにAR技術を体験できるのです。

AR技術は勉強に使ったり星座を教えてくれたり、さらには家の物件探しにまで使われています。もちろんゲームにも使われていて、対戦系やパズルなど好みに合わせて選べます。

iPad Proで使える!おすすめのARアプリ3選

・ARアプリでカエルの解剖も不要?「Froggipedia」(480円)
生物の授業といえば、カエルの解剖を連想する人も多いのではないでしょうか。体のしくみを勉強するために必要な授業ですが、やはり「怖い」「気持ち悪い」という気持ちを捨てきれないものですよね。

そんなカエルの解剖も、AR技術で現実そっくりの体験をすることができます。

ARアプリのFroggipediaは、オタマジャクシからカエルに成長するまでの経過や、ライフサイクルまで観察できます。もちろんApple Pencilを使って臓器や器官の観察も可能です。

家で子供と一緒に楽しむこともできますし、学校教育にも取り入れられます。Froggipediaは8か国語に対応していて、2018年の「iPad App of the Year」にも選ばれた優良ARアプリです。
ダウンロードはこちらから:「Froggipedia」

・ARナビゲーションでもう迷わない!「Yahoo! MAP」(無料)
ナビアプリでも道に迷ってしまう人は、ARを使ったアプリがおすすめです。Yahoo!MAPアプリなら現実の道筋にルートが重なる「ARモード」が搭載されているので、はじめての場所でも道がわかりやすくなっています。

防犯マップや天気予報のほかに、迷いやすい駅の出口までナビゲーションしてくれるんです。

Yahoo!Mapは無料アプリなので、気軽にダウンロードできるのも嬉しいところです。Google MapもARナビゲーションシステムを搭載したので、試してみて自分に合っている方を選ぶことができます。

ダウンロードはこちらから:「Yahoo! MAP」

・IKEAもARアプリをリリース「IKEA Place」(無料)
IKEAに行くと、紙製のメジャーが置いてありますよね。活用している方も多いと思いますが、ARアプリを使えばあの紙メジャーは必要ありません。

家具を買う時、まず部屋の寸法をメジャーで測り、気に入った家具が配置できるか検討します。しかし実際に家具を置いてみると、「思ったより大きい」「想像していた印象と違う」ということもあるものです。

無料のARアプリ「IKEA Place」なら、部屋の現実情報と家具のデジタル情報を組み合わせたイメージ図をiPad Proで見られます。採寸間違いのリスクもないですし、部屋を片付けて長いメジャーを探して…という手間がなくなるのです。

まさにARの実用的な使い方といえますね。

ダウンロードはこちらから:「IKEA Place」

ARアプリはこのほかにもたくさんあります。App Storeでぜひチェックしてみてくださいね。
App Store「ARの世界を探検」

AppleのAR技術を支える「AR Kit」

AR Kitについて

AppleのAR技術は、AR Kitという専用の基盤を使って作られています。つまり先ほどご紹介したARアプリも、このAR Kitを使って開発されているのです。

AR Kitは2017年に開発者向けに発表されたもので、特殊な機器を使わず、iOSを搭載したiPhoneやiPad proで動作させられます。

余談ですが、ARツールはGoogleもリリースしています。2017年頃からARブームが起きていて、Googleは「Tango」というスマートフォン向けAR技術をリリースしました。今では「ARCore」と名前を変え、AR技術を支えているのです。

Appleの公式サイトでは3Dモデルのパーツが公開されています。iOS12以上のデバイス上でダウンロードすると、キャラクターや乗り物をAR上で配置して楽しめますよ。興味がある方はぜひ試してみてください。
参照:Apple公式サイト「拡張現実」3Dモデル

最新バージョンはAR Kit”3”

2019年9月現在、AR Kitの最新バージョンは3です。最新の技術なので動作させるデバイスはA12と高性能なモデルが必要ですが、以下のような新機能を搭載して進化しています。

・人の動きをキャプチャ
モーションキャプチャ機能で、人の動きをキャプチャできるようになりました。つまり、ARの中に人を登場させられるということです。体の位置や動き、関節などを情報として取り込むことができます。

・マルチプレイも楽しめる
共同セッションによって、複数のユーザーが同じARの世界を作ることができます。つまり、複数のユーザーが同じARの世界に入り、同じゲームを楽しめるのです。ARの世界に入り込み、今までにない臨場感を感じながらプレイできるでしょう。

参照:Apple公式サイト「拡張現実」

AR Kitの注意点

AR技術はそれ自体が新しい技術なので、古いデバイスではなかなか動作しません。以下の条件を満たしたデバイスが必要となります。

・iOS 11およびA9プロセッサ以降を搭載したiOSデバイス

iOS11は、2017年からリリースされています。A9プロセッサはiPhone 6sやiPhone 6s Plusで搭載が始まったCPUなので、2015年9月以降に新しいiPhoneを購入している場合はARアプリが使えるでしょう。1つ前のモデルであるiPhone 6はA8プロセッサを使っているので、AR技術には対応していません。

iPad Proユーザーなら上記の条件を満たしているので、どのモデルでもARを楽しむことができますよ。

ARアプリをダウンロードして、ぜひ新しい世界を体験してみてくださいね!

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