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今話題のスマートディスプレイ「Google Nest Hub Max」と「Amazon Echo Show」を徹底比較!

1990年代の映画「デモリッションマン」をご存知でしょうか。
シルベスタ・スタローンが主役のSFアクション映画です。
この映画のなかで、部屋のライトを音声でコントロールし、オン・オフするシーンがあります。
「スタートレック」や「エイリアン」、古くは「2001年宇宙の旅」などでも、このような音声コントロールを使うシーンが出てきます。
しかしそのほとんどは、宇宙船などの特殊な環境・設備を前提としたシーンであり、一般住宅で照明のオンオフを音声で制御する映画を見たのは、「デモリッションマン」が初めてでした。

映画「デモリッションマン」の時代設定は2032年です。
現代の私たちは、この映画の設定よりも10年以上早く、家電製品やインターネットアクセスなどを音声でコントロールできるようになりました。

この記事でご紹介するのは、90年代では映画の中でしか見ることができなかった技術である「スマートディスプレイ」についてです。
今回、GoogleとAmazonが発売している同価格帯の2製品について、詳しく比較していきましょう。

この記事でわかること
・Google Nest Hub MaxとAmazon Echo Showの比較
・スマートディスプレイでできること
・スマートディスプレイ選びのポイント

Google Nest Hub MaxとAmazon Echo Showの比較

今回、スマートディスプレイの中でも、GoogleとAmazonの2社を特に取り上げていきたいと思います。
それぞれ複数のタイプがラインナップされていますが、その中でも上位機種で同価格帯のである2製品「Google Nest Hub Max」と「Amazon Echo Show(第二世代)」に絞ってご紹介します。

それではスペックを追いかけながら、順に比較してみましょう。*注1

■価格

・Nest Hub Max:28,050円
・Echo Show:27,980円

価格的に見れば、それほど違いがありません。
Googleのエントリーモデルである「Nest Hub」が15,400円ですから、「Nest Hub Max」はほぼ倍の価格設定です。
Amazonも第一世代の「Echo Show」が9,980円であり、「Echo Show(第二世代)」は2.5倍以上の価格となっていますので、「Nest Hub Maxb」・「Echo Show(第二世代)」の両者とも、それぞれのメーカーの上位の機種と言えます。

■サイズ・重量・スクリーンサイズ

・Nest Hub Max:W 250.1mm/H 182.55mm/D 101.23mm・1.32kg・10inch
・Echo Show:W 246mm/H 174mm/D 107mm・1.755kg・10.1inch

サイズもほぼ同じです。
どちらも10inch相当のディスプレイですので、それなりの存在感があります。
重量にやや違いがありますが、頻繁に持ち歩くような製品ではありませんので、それほど気にならない程度の重さです。

もちろん、両製品ともタッチスクリーンですので、キーボード入力の必要はありません。
主に音声コントロールを使用し、必要に応じて画面タッチで操作することができます。

■カメラ

・Nest Hub Max:127度広角カメラ/6.5メガピクセル
・Echo Show:5メガピクセル

カメラの性能については、Googleの方がAmazonよりも上です。
特に広角カメラは、留守宅を監視する場合など広い範囲をカバーできるという利点があります。
カメラなしのスマートディスプレイもたくさんありますが、TV電話や顔認識機能を使いたければカメラは必須です。
特にGoogle Nest Hub Maxでは、独自の顔認識「Face Match」を搭載しており、ユーザーを区別することが可能です。

複数人で「Nest Hub Max」を使う場合、このFace Match機能が非常に便利です。
例えば、「今日のスケジュール」を聞いた人を「Face Match」で区別し、それぞれのスケジュールを自動的に答えることができます。

これこそまさに『スマート』と言える機能ではないでしょうか。
利用者に余計な負担をかけず、機器が自動でユーザーが誰かを判断し、最適な回答を提供してくれます。

■その他ハードウエア系

・Nest Hub Max:高感度マイク・アンビエントEQ光センサー・サブウーハー搭載スピーカなど
・Echo Show:マイク・光センサー・スピーカー搭載

スピーカーについては、Nest Hub Maxがウーハーを搭載していますので、音楽視聴の際にも低音域がしっかりと再生されます。
とはいうものの、音質については高性能スピーカーには及びませんので、あくまで『それなりに』のレベルですが、スマートディスプレイであると考えれば十分な音質です。

ハードウエアとしての性能は、AmazonよりもGoogleの方がやや優れています。
ディスプレイはどちらも10インチ相当、大きさもほぼ同じですが、スピーカー・カメラの性能はGoogleが上です。
ただし、スマートディスプレイとしての用途であれば、Amazonの水準でも十分ですので、この辺りの性能を重視するかどうかは、ユーザーのこだわり次第ではないでしょうか。

スマートディスプレイは、インターネットを通じた各種サービスがどれくらい利用できるかが重要なポイントとなります。
特に音楽と動画配信サービスについては、GoogleとAmazonで大きな違いがあります。

■音楽配信サービス

・Nest Hub Max:Youtube Music・Spotify・うたパス・dヒッツ・AWA
・Echo Show:Amazon Prime Music・Amazon Music Unlimited・Amazon Music HD、Apple Music・Spotify・うたパス・dヒッツ・AWA

それぞれ、メーカーの独自サービス以外はほぼ同じです。
ただし、GoogleはApple Musicには対応していませんので、そのままでは聞くことができません。
Apple Musicで購入した楽曲をMP3変換し、Google Play Musicにアップロードするなどの方法がありますが、これはいわゆる「裏技」に近いものです。
この点については、Amazonの方がやや優位と言えます。

しかしYoutubeへの親和性については、当然ながらGoogleの方が優れています。
AmazonはYoutubeアプリが搭載されていませんので、ブラウザを使った再生になります。
Youtubeを音声コントロールでスムースに操作できるのはGoogleの方ですが、逆に文字入力がややしづらいという欠点もあります。
文字入力が必要な時は、ブラウザを使うAmazonの方が操作しやすいようです。

また、SpotifyについてはGoogleはFreeプランが使えるのに対して、Amazonは有料プランに加入する必要があります。

■動画配信サービス

・Nest Hub Max:Hulu・U-NEXT・パラピ・FOD・dTV・dアニメストア・TERASA、DAZN・Netflix
・Echo Show:Amazon Prime Video・パラピ

動画配信サービスについては、対応にかなり差が出ています。
これはAmazonがPrime Videoを抱えていることが大きく関わっており、Amazonが競合となる他社と連携することがないためです。

一方のGoogleは、Youtubeという世界最大の動画共有サービスを有していますが、独自の有料課金制動画配信サービスがありませんので、幅広い同種のサービスが利用できる設計になっています。

■その他 サービス面での違い

・Nest Hub Max:Duo(TV電話アプリ)・Googleフォトなど
・Echo Show:Amazonでの買い物・Amazonフォトなど

「Duo」とはTV電話ができるアプリです。
このアプリを使うことによって、Nest Hub MaxをTV電話用の端末として使用することができます。

一方のAmazonのEcho Showでもっとも便利だと思えるのは、ネットで商品を購入する時ではないでしょうか。
ユーザーの購買履歴を記憶しているため、簡単な音声指示を出すだけで履歴を参照し、必要なものを購入することができます。
もちろん、GoogleのNest Hub Maxを使っても同様の操作はできますが、簡単さ・便利さでは、Amazonの方が一歩リードしているように思えます。

スマートディスプレイでできること

ここまで、それぞれの製品の違いを比較してきました。
もちろん、スマートディスプレイとしての一般的な機能は、両製品とも完全に利用することができます。
時計・アラーム機能、天気予報やニュース、アレクサやGoogleアシスタントといった音声アシスタントの利用、メールやメッセージなどのコミュニケーション機能、家電の操作などがあります。

また、スマートディスプレイを使った家電の操作に関しては、それぞれの機種への対応状況の確認を忘れないようにしましょう。
家電については、専用のスマートリモコンを別途購入した方が良い場合もありますので、個別に検討が必要です。

なお、このような基本的な操作は、低価格のスマートスピーカーでもほとんどカバーすることができます。
ディスプレイを必要としないのであれば、低価格のスマートスピーカーも検討に値するでしょう。

スマートディスプレイ選びのポイント

では、結局どちらの機種を選択したら良いのでしょう?

ハード性能には若干の差があり、人によっては選択の決め手になるかもしれませんが、一般的には「どちらもそれほど違いはない」という状況です。
一番の違いは、動画や音楽配信サービスの対応状況、Amazonでの購入操作、Youtubeとの親和性です。

それぞれの配信サービスについては、別途のサービス自体の契約が必要となりますので、もともと自分が利用しているサービスまたは、利用したいサービスに対応している製品を選択することになります。

Huluを見たいならGoogle、Amazon Prime Musicを楽しみたいならAmazonという選択になります。

Youtubeの操作やネットでの買い物については、使いやすい・使いずらいの差はあるものの両方で使用することができます。
そのことを考えると、音楽・動画でどのサービスを使いたいのかが、スマートディスプレイ選びの最も重要なポイントになるでしょう。

最後に、この記事では共通して「スマートディスプレイ」という表現を使ってきました。
しかし、この2製品は元来「スマートスピーカー」が進化し、ディスプレイ機能を持つようになったものであると考えることができます。
そのため、カテゴリーとしては「スマートスピーカー」として分類されることが多いようです。
しかし、見た目はもちろんディスプレイの重要さを考慮した上で、あえて今回は「スマートディスプレイ」と称してご紹介しました。

【まとめ】
今回はGoogleとAmazonが発売している、「スマートディスプレイ」の最上位機種について比較してみました。
機能や性能については、どちらも十分なスペックを持ち、冒頭で紹介した「近未来の音声アシスタント」を満喫することができます。
選択の決め手は、それぞれが対応しているサービスの違いになってくるでしょう。
アメリカに比べて日本ではまだ普及がそれほど進んでいない、スマートスピーカーやスマートディスプレイですが、この記事をきっかけに興味を持つ方が増えてくれると嬉しく思います。
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■参考文献
注1
Amazon Echo Show
https://www.amazon.co.jp/dp/B07934NYFN

Google Nest Hub Max
https://store.google.com/jp/product/google_nest_hub_max_works_with


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