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Revit 2021から追加された機能とは?最新バージョンの概要を解説

高度な設計業務を実現するBIMは、強力な業務効率化などのDX推進に役立つことから注目度の高い技術です。中でもRevitはBIM運用のスタンダードとも言える製品であるため、国内外を問わず採用が進んでいます。

この記事では、2020年に公開されたRevit 2021の概要と、最新バージョンであるRevit 2024の現状について、順番に解説します。

目次:

  • Revitシリーズの概要
  • Revitシリーズの強み
  • Revit 2021から追加された機能
  • 最新のRevit 2024の特徴
  • Revitの料金プランについて

Revitシリーズの概要

Revitシリーズは、Autodesk社が提供するBIMソフトです。BIMは次世代の3DCAD技術とも言われていますが、CADとの違いは3Dモデルに図面情報を内包し、3Dデータだけで業務を遂行できる点にあります。

寸法や素材情報などを3Dモデルに含めて運用ができ、設計から施工、維持管理に至るまでを一貫して一つのデータで実行できることから、高度な業務効率化が期待できる技術です。

RevitはそんなBIM運用における標準的なソフトとして知られており、世界各国の企業で導入が進んでいます。またRevitシリーズは毎年定期的なアップデートが行われており、機能の改善や新機能の追加など、バージョンアップが進められてきました。

Revitシリーズの強み

Revitシリーズが高く評価されている理由としては、以下のような強みを備えていることが考えられます。

幅広い業務に対応するツールセットを備えている

Revitは高度な汎用性を備えたBIMソフトとして広く知られている製品で、あらゆる業界のBIM需要に応えることができます。

建築設計はもちろん、構造設計やMEPと、BIMの需要が大きい多様な領域でRevitを運用し、BIM導入の恩恵を受けることができます*1。

クラウドワークシェアリング機能で情報共有が円滑に進む

Revitが便利な理由の一つに、クラウドを使ったワークシェアリングに対応していることが挙げられます。作成したプロジェクトを専用のクラウドに保存することで、常に最新バージョンのデータを自分はもちろん、関係者にも簡単に共有でき、メールやUSBストレージを手渡す必要がありません。

また、共有したデータによってバージョンに遅れが出る心配がなく、全て最新の状態でデータを把握することができます。データのフィードバックもリアルタイムで受けることができ、コミュニケーションコストの削減に役立つでしょう。

他製品との互換性に優れる

Revitは単体でも便利なツールですが、他のCADソフトなどとも互換性を備え、データの相互運用ができます。多様なBIMファイル形式はもちろんのこと、CADファイルとの互換性も備え、CAD向けにデータを書き出したり、逆にCADデータをRevitに読み込ませることも可能です。

また、他のAutodesk製品ともネイティブで互換性を備えているので、Autodesk製品を併用している場合には相乗効果が期待できるでしょう。

Revit 2021から追加された主な機能

Revitは毎年のアップデートが行われるたびに注目を集めていますが、Revit 2021は多くの新機能やアップデートが行われたバージョンでもあります。ここでは最新バージョンでも採用されている、Revit 2021以降採用されている追加機能について、解説します。

ジェネレーティブデザイン

Revit 2021の大きな目玉となったのが、ジェネレーティブデザイン機能の追加です。ジェネレーティブデザインとはあらかじめ設定しているデザインのゴールに基づき、制約や要件をコンピュータに伝えることで、自動的にデザイン案を提案してくれるという画期的なハイテクです。

ジェネレーティブデザインが扱えるツールはまだ限られているものの、Revitは早期からこの技術を採用し、同製品上で運用ができるよう環境を整備してきました。

Revitのジェネレーティブデザイン機能は2Dと3Dの両方に対応しており、用意されたテンプレートをもとに、デザインを生成することができます。細かなパラメータをチェックボックスなどの簡単な設定によって確定させることが可能なため、生成に際しても複雑なスキルは問われません。

お試し感覚でツールを利用し、自分なりに使い方を発展させることもできるため、積極的に活用してみると良いでしょう。また、Autodeskが提供する制御ソフトであるDynamoを使用することで、より柔軟にジェネレーティブデザインを使いこなすことも可能です。

リアリスティックビュー機能の強化

ジェネレーティブデザインの導入に伴い、Revitの3Dグラフィック周りの機能強化も行われました。リアリスティックビューが強化されたことにより、Revitを使って作成したデザインのディテールがより伝わりやすいよう、アップデートされています。

強化されたリアリスティックビューを活用する上でポイントとなるのが、フォトリアルなマテリアルと照明の活用です。現実世界を再現したような、質感が極めて正確に再現されたマテリアルをデザインに適用し、現実と見まごうデザインを実現することができます。

また、マテリアルと合わせて強化された照明効果も有効活用することで、フォトリアルな体験をさらに高め、関係者への情報共有を円滑に進めることが可能です。

最新のRevit 2024の特徴

このようなRevit 2021の機能群の強化は、最新バージョンであるRevit 2021においても継承されており、2024のバージョンにアップデートされるにあたり、更なる強化も施されました。

主な特徴としては、地形ソリッド関連の機能が強化されて土木分野でのBIM活用を進めやすくなったことが挙げられます。地盤面の要素をソリッドとしてRevit上で扱えるようになり、地形モデルの作成業務を効率化することができます。

手元の等高線を読み込ませるだけで、すぐに地形データを生成できるというのは便利なポイントです。2024年には最新のRevit 2025が登場することも期待されており、今後追加される新機能についても目が離せません。

Revitの料金プランについて

Revitは2024年1月現在ライセンスプランを購入することで利用できる料金形態となっており、1年あたり42万7,000円、1ヶ月で5万3,900円で利用できます*2。1ヶ月単位で購入するよりも年額で購入した方が割安となっており、長期的に運用する場合はこちらの契約を検討しましょう。

また、初めてRevitを利用する場合には30日間の無償体験も利用可能なので、必要に応じてこちらの利用も検討しましょう。

まとめ

この記事では、強力なビジュアライゼーション機能やデザイン機能が追加されたRevit 2021について紹介しました。

ジェネレーティブデザイン機能などを含むこれらの機能は、現行のRevit 2024でも利用ができ、最新の土木ツールと併用することで質の高い業務遂行が可能です。

最新のツールを上手に使いこなし、高度なBIMモデリングを実現しましょう。

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出典:

*1 Autodesk「Revit」

https://www.autodesk.co.jp/products/revit/features

*2 上に同じ

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