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BIM360の使い方|新たなプラットフォームAutodesk Construction Cloudでできること

BIM360は2016年に発売したAutodesk社のクラウド型BIMソフト製品です。2021年には新しいプラットフォームであるAutodesk Construction Cloudへと変更になりました。しかし、BIM360とAutodesk Construction Cloudの違いや活用方法を把握していないという方もいるのではないでしょうか。

本記事では、Autodesk Construction Cloud(旧BIM360)の活用方法を分かりやすく解説します。

この記事を読むと、以下のことが分かります。
1.BIM360の概要
2.従来のパッケージと現行パッケージの違い
3.Autodesk Construction Cloud(旧BIM360)の使い方

BIM360の概要

BIM360とは2016年にAutodesk社が販売したBIMソフト製品です。共有ドライブとは異なり、クラウド型のソフトであるため、容易に3Dデータを保存・共有できる点が特徴です。BIM360の活用により、3Dデータの資料や修正図面の迅速な共有が可能になりました。加えて、建築現場と容易に連携できるため、建設業などで作業の効率性を向上できるソフトといえるでしょう。

しかし、企業や社会のDX化に対応するためにモジュールを拡張し、BIM360は新しいプラットフォームAutodesk Construction Cloudに進化しました。(*1)従来、提供されていた3つの製品パッケージはAutodesk Construction Cloudとして新たに展開しているため、既にBIM360を利用している人は利用を継続するために手続きが必要なケースもある点を知っておきましょう。

従来のパッケージと現行パッケージの違いと注意点

従来のパッケージは次の3つが販売されていました。

・BIM360 Docs(ドックス)
・BIM360 Desing(デザイン)
・BIM360 Coordinate(コーディネイト)

3つのパッケージは2021年7月に現行のプラットフォームであるAutodesk Construction Cloudに移行され、それぞれに対応する新しいパッケージが販売されています。

従来のパッケージ新たなパッケージ
BIM360 DocsAutodesk Docs
BIM360 DesingBIM Collaborate Pro
BIM360 Coordinate※BIM Collaborate

BIM360 DocsとDesingは名称が自動的に切り替わるため、利用者による変更の手続きは必要ありません。BIM360 Coordinateの場合、契約期間中は継続して利用できます。しかし、BIM360 Coordinate自体は販売が終了したパッケージであり新たに購入できないため、契約を更新する際にBIM Collaborateへの移行および新規の契約をしなければなりません。

Autodesk Construction Cloud(旧BIM360)の使い方

BIM360からAutodesk Construction Cloudへの移行により、新たな製品パッケージの活用方法は大きく変化しました。ここでは、Autodesk Construction Cloudにおける次の3つの製品パッケージの使い方を詳しくみていきましょう。

Autodesk Docs

Autodesk DocsはBIM360 Docsの機能をほとんど引き継いだクラウド型のプラットフォームです。(*2)具体的には1つのプラットフォームに建築現場の設計段階から建設段階までに関するプロジェクト全体のドキュメントおよびデータを保存・管理できます。

Autodesk Docsを活用するメリットをみてみましょう。

・2Dおよび3Dの設計図面を管理し、自動的にミスをチェックする
・現場とオフィスをつなぎ最新のスケジュールへのアクセスを可能にし、プロジェクトをスムーズに進める
・指摘された問題点や課題をリスト化し、誰でも容易に問題を追跡・解決できる

Autodesk Docsではチーム間でのファイルやデータの共有により、作業を円滑に進めることが可能です。2024年3月時点におけるサブスクリプションの購入価格は次のとおりです。(*3)

契約期間購入価格
1ヵ月9,900円
1年80,300円
3年240,900円

BIM Collaborate

BIM Collaborateはプロジェクトにおける設計の品質と施工の効率性を高められる製品です。(*4 )BIM 360 Coordinateには搭載されていなかったModel CoordinationやDesign Collaborationなどの機能が追加されています。

搭載された機能の活用方法の具体例としては次のような方法が挙げられます。

・専用のモデル調整機能を利用し、チーム内による迅速な問題解決が可能
・最新のAI学習により、モデル調整のワークフローが自動的に行えるようになる
・Revit、Civil 3D、AutoCAD plant 3Dに場所や時間を問わずアクセスできるため、業務の合理化が可能

また、プロジェクトの関係者全てのプロジェクトにおける状況をリアルタイムで確認できます。そのため、3D設計のプレビュー画面のチェックのみで、変更箇所を容易に特定可能です。

2024年3月時点、サブスクリプションの購入価格は次のようになります。(*5)

契約期間購入価格
1ヵ月14,300円
1年117,700円
3年353,100円

BIM Collaborate Pro

BIM Collaborate ProはBIM Collaborateの機能に加え、RevitやCivil 3D、Plant 3Dにおける共同作業が可能になりました。(*6)3つの具体的な機能をみてみましょう。

機能できること
Revitプロジェクト関係者(設計者や施工会社など)とRevit上でのコラボレーションが可能
Civil 3DCivil 3Dファイルや外部参照の管理を一元化し、共同で作業を行える
Plant 3Dコンプライス要件を維持しつつ複数のチーム間でPlant 3Dファイルへのアクセスが可能

また、BIM360 Designには搭載されていなかったチーム編集機能や干渉チェックが追加されています。2024年3月時点、サブスクリプションの購入価格は次のようになります。(*7)

契約期間購入価格
1ヵ月19,800円
1年158,400円
3年475,200円

まとめ

社会や企業のDX化に伴い、BIM360は2021年7月に新たなプラットフォームであるAutodesk Construction Cloudへと移行しました。移行によって従来のBIM360の製品パッケージはそれぞれ新しいプラットフォームに対応した製品に変更しています。具体的にはDocsはAutodesk Docsへ、DesignはBIM Collaborate Proへ、CoordinateはBIM Collaborateへ切り替わります。既存のDocsおよびDesignユーザーはパッケージ切り替えにおいて手続きを行う必要はありません。一方でCoordinateユーザーは契約更新の際にBIM Collaborateへの新規契約が必要になるため注意しましょう。

新しい製品パッケージの共通点としてプロジェクトのチーム間において円滑なコラボレーションが可能になり、問題点を早期発見・解決しつつ作業を効率的に進められる点が挙げられます。建設現場などで業務の効率性を向上させたいと悩んでいる方は、ぜひAutodesk Construction Cloudの利用を検討してみてください。

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❶大手ゼネコンのBIM活用事例
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❹建設業界におけるDX

*1

「Autodesk Construction Cloud」

https://www.autodesk.co.jp/bim-360/?us_oa=dotcom-us&us_si=6d775504-db23-40d4-b526-5ee57eb32bf0&us_st=BIM360

*2

「Autodesk Construction Cloud|Docs」

https://construction.autodesk.co.jp/products/autodesk-docs/

*3

「Autodesk|Autodesk Docs: スタンドアロンを購入」

https://www.autodesk.co.jp/products/autodesk-docs/overview?term=1&tab=subscription

*4

「Autodesk Construction Cloud|BIM Collaborate」

https://construction.autodesk.co.jp/products/autodesk-bim-collaborate/?_ga=2.237197952.1017746042.1710676410-1379484899.1710676410

*5

「Autodesk|BIM Collaborateを購入」

https://www.autodesk.co.jp/products/bim-collaborate/overview?panel=buy&term=1-YEAR&tab=subscription&plc=BIMCOLL

*6

「Autodesk|Autodesk BIM Collaborate Proとは」

https://www.autodesk.co.jp/products/bim-collaborate/overview?mktvar002=5015674|SEM|12998758730|123641424604|kwd-1376460439392&utm_source=GGL&utm_medium=SEM&utm_campaign=GGL_AEC_BIM-Collaborate-Pro_JAPAN_JP_eComm_SEM_BR_Mix_EX_0064_5015674&utm_id=5015674&utm_term=bim%20collaborate%20pro&gad_source=1&gclid=EAIaIQobChMIxOW4nK77hAMVewt7Bx010gQaEAAYASAAEgKbE_D_BwE&term=1-YEAR&tab=subscription&plc=COLLRP

*7

「Autodesk|BIM Collaborate Proを購入」

https://www.autodesk.co.jp/products/bim-collaborate/overview?panel=buy&term=1-YEAR&tab=subscription&plc=COLLRP

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