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働くPepper〜ビジネスシーンでのロボットの活躍〜

前記事に続きIT/エレクトロニクス産業の総合展CEATECにて開催された「人とテクノロジーとの新しいかかわり」というフォーラムで伺った話をもとにPepperについて書きたいと思います。
(前記事:Pepper開発現場の声 〜Pepperくんにはよしもとの「お笑い」のエッセンスが詰め込まれていた〜
今回は、前記事ではまとめきれなかった部分、ビジネスシーンでのPepperの活用事例の話や開発についての話を中心に綴っていきます。

Pepperは今後どのように活躍していくのでしょうか。

受付するPepper

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画像参考URL:https://youtu.be/YMqC8GLiAZM

フォーラムでは来客時に受付をするPepperの受付アプリを紹介されていました。
ただ受付をするだけではなく、パターンが普通の受付にはじまり、「うざい受付」「なまってる受付」「なれなれしい受付」と4パターンがあります。ポーズも多彩でそれぞれのキャラも濃かったです。
受付をはじめる前にpepperがタイトルを言って手を挙げるのですが、それがなんとも芸人さんっぽいポーズで「さすがヨシモトでつくってるだけあるな〜」と思いました。

▼YOUTUBEの動画はこちら。気になった方は是非ご覧ください。
動画URL:あなたの会社にもどうですか?Pepper受付アプリ

個人的には「なれなれしい受付」の「アポとってる〜?」とかロボットらしからぬ口調がツボでした。

受付アプリ開発エピソード〜テクノロジーに依存しないUXの向上〜

チーフクリエイターの高橋さんはよしもとで開発する強みとして「キャラクターデザイン」「ワードセンス」「プロモーション」をあげていたのですが、
「ワードセンス」については「わかりました」なのか「はい!わかりました!」なのか「は〜い、わかりました」なのか言葉のイントネーションや細かい設定をたくさんするそうです。
こういった細かいUXデザインがされていることで、ロボットに対する親しみやすさが変わってきますよね。
はじめは開発にすごく時間がかかったそうですが、現在では効率化のために動きの部分はライブラリー化し数100あるライブラリーのパターンを当てはめながら制作しかなり時間が短縮されたそうです。

働くPepper!〜ビジネスシーンでのロボットの活躍〜

受付以外にも既にPepperくんはあらゆる企業で導入され始めています!
どのようなシーンで活用されているかをまとめてみました。

みずほ銀行にてコンシェルジュとして

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画像参照元URL:http://www.mizuhobank.co.jp/pepper/index.html<

みずほ銀行では2015の7月からコンシェルジュとしてPepperくんが働いているそうです。
すでに5店舗で導入されています!!

参考URL:http://www.mizuhobank.co.jp/pepper/index.html

ネスカフェにてプロモーションスタッフとして

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画像参照元URL:https://nestle.jp/brand/nescafe/pepper/

ネスカフェのコーヒーマシン売り場にてPepperくんがお出迎えしてくれます。
会話を通じてマシンの紹介をしたり、カフェ診断をしたりPepperと遊ぶことができます。
現時点で導入店舗52店舗もありPepperくんに会えるチャンスです!

参考URL:https://nestle.jp/brand/nescafe/pepper/

ロフトにてビューティーアドバイザーとして

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画像参照元URL:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1507/24/news134.html

ロフトにて試験導入でしたが、夏の1ヶ月間ビューティーアドバイザーとしてお客さんのリクエストに合わせて商品説明やアドバイスを行っていたようです。
担当はUVケア用品で、約100アイテムの中から提案していたようです。

pepperくんは日焼けとは無縁そうですが・・!

参考URL:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1507/24/news134.html

高齢者施設に向けて

学研ホールディングスとの共同開発で高齢者市場に向けての商品開発をしているそうです。
こちらはまだ実証実験段階ですが、高齢者の方のPepperくんがコミニケーションする日も近そうですね!

学研グループが保有する、様々なシニア向けコンテンツの活用と同時に、(株)学研ココファンが運営するサービス付き高齢者施設にPepperを設置し、リアルな生活の場におけるシニア層のニーズをつかむ実証実験を8月より実施します。

学研グループの高齢者向け事業運営、認知症予防プログラムの実績に加え、よしもとロボット研究所の、ロボット開発のノウハウと認知症予防にも効果的とされる、「笑い」を盛り込み、実験で得たデータを元に、シニア向けの会話機能や見守り機能、アクティビティ機能といった、全国のお年寄りを元気にする為の様々なPepper向けロボアプリを開発していきます。

これら一連のアプリ自体や、お孫さんと接する様に笑顔になるユーザーエクスペリエンスを提供するソリューションを総称して『まごPepper』とし、同社は、全国の高齢者施設や、地方自治体向けに販売する方針です。

さらに、Pepperとお笑い芸人とセットで高齢者施設に派遣する出張ビジネスも展開する予定です。

 

 

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