MacBook12インチのサブに使えるUSB TypeC搭載のWindowPC3選
2015年に発売されたMacbook12インチモデル。
その軽さや薄さ、そして外部端子がUSB TypeCのみという大胆な構成も話題を呼びましたよね。
持ち運びに便利なサブ機として…と考えていた方も、あまりの使い勝手の良さにメイン機として普段使いに用いている人も多いのではないでしょうか。
しかし、ビジネスではWindows環境がないと何かと不便なもの。
かくいう著者も、Windowsでしか動かないソフトを使用するためにメインのMacbookのサブとして、しぶしぶWindowsPCを新調した経験があります。
ただ、新調するにあたって困ったのが、「USB TypeCで充電できるWindowsPCを」と思って量販店やAmazonで探しても、なかなか見つからないという点でした。
MicroUSBで充電できるWindowsタブレットは存在するものの、USB TypeCで充電できるノートPC、タブレットPCはまだまだ希少なようです。
そうした経緯から今回は、Macbookのサブ機として「USB TypeCの充電器を共有できる」WindowsPCをご紹介します。
1.HP Pavilion x2 10-n100
http://h50146.www5.hp.com/notebooks/personal/pavilion_x2_10n100/
まずは、必要最低限のWindowsの機能があればいい人向け。
いわゆる2in1パソコンと呼ばれるパソコンで、イメージとしてはWindowsタブレット+専用キーボードと考えたほうが正確です。
バッテリーは9時間30分と長時間駆動が可能で、テントモード・タブレットモード・スタンドモードと使いやすいように変形させて使用することができます。
非力でメモリも少ないので、Windows上のInternet ExplorerやEdgeでのWEBサイトの表示テスト用…とった用途で割りきって使うのがおすすめです。
HPの公式通販では、¥59,800 (税抜)~となっています。
2.HP EliteBook Folio G1
http://h50146.www5.hp.com/notebooks/personal/elite_folio_g1/
続いては、十分なスペックとMacbookと並べても遜色ないデザインを求める人向けのモデルです。
CPUはCore™ M3-6Y30、Core™ M5-6Y54、Core™ M7-6Y75とカスタムが可能で、M.2 SSDの容量も増量可能です。
重さは約970gとなっており、920gのMacbookと比べてもほとんど差がありません。
このパソコンの独特な部分は180度に開くヒンジ部分にあり、イスに座って足の上で作業するのにも適した特徴を持っています。
頑丈さも折り紙つきで、防滴仕様のキーボードも嬉しいですね。
さらに4K画質のタッチパネルも搭載されているので、WEBデザイナー向けのモバイルPCとしてもおすすめできるモデルです。
価格は¥148,000 (税抜)~です。
3.HP Spectre 13
http://h50146.www5.hp.com/notebooks/personal/spectre_13/
そして最後は、WindowsPCにもMacbookと同レベルの高級感を求めたいという人向け。
高級感あふれるブロンズとブラックのツートーンカラーと、折りたたむと完全に存在感を消すヒンジ部分が大きな特徴です。
高性能なスピーカーも搭載されており、可視域の広いIPSディスプレイの映りは見事です。
Macbook12インチとキーボードの配列が非常に似ており、特に矢印キーを使った操作は全くと良いほど違和感なく快適に行えると思います。
CPUはCore™ i5-6200U、Core™ i7-6500Uから選ぶことができ、SSD容量はそれぞれ256GB、512GB搭載されています。
重さは約1.11kgですが、13.3インチのディスプレイなので実際の印象としてはそれほど重みは感じられないでしょう。
USB TypeC端子は3つ搭載。うち2つはThunderbolt™ 3にも対応しているという贅沢な仕様です。
純正アクセサリとして、クラッチバッグとBluetoothマウスも用意されており、非常にスタイリッシュな環境を整えることが可能です。
価格は¥139,800 (税抜)~となっています。
USB TypeCに対応したWindowsPCとMacbookで快適な環境を
ということで、「USB TypeCの充電器を共有できる」WindowsPCを3つご紹介しました。
著者自身も調べていて感じたことなのですが、本当にUSB TypeCに対応したWindowsPCは少ないです。
TypeC端子は搭載しているものの、データの送受信のみ可能で充電には対応していないというモデルが多く、各メーカーに問い合わせても現在はそういったモデルを用意していないという会社がほとんど。
日本HP社が最も豊富にUSB TypeC搭載のWindowsPCを取り扱っていたので、ぜひ各製品詳細ページも参考にしてみてください。
Macbookとご紹介したWindowsPCを使って、電源アダプターをできるだけ少なくしたシンプルな作業環境を整えたいですね。